2022/10/31

那珂大地グローバルコンテスト発表会

  JCI一般社団法人ひたちなか青年会議所主催の「那珂大地グローバルコンテスト」の発表会が、10月29日にワークプラザ勝田にて開催されました。

 このコンテストは、那珂大地(ひたちなか市・那珂市・東海村を含む地域を指します)の未来を担うグローバル人財の育成を目指して、今年度より始まったコンテストです。

 本校の2年生が4チーム計15名参加し、半年間のプログラムを受講してきました。5月の田植え体験に始まり、海浜公園での調査、常陸那珂港の見学、原子力関連研究所訪問など、多くの実地体験を積み重ねてきました。また、SNS等を通じてモンゴルや香港の若者と語り合う機会もありました。

 今回の発表会は、それらの経験から「那珂大地の現状とこれからのあるべき姿」について、各チームがスライドを作成しプレゼンテーションを行いました。発表は全て英語で行いましたが、各チーム素晴らしいスピーチで、自分たちが考えたアイデアをプレゼンしました。

プレゼンの様子

英語の発音もgood!

 最優秀グローバル人財賞に輝いた勝田中等Cチームは、ユーモアを交えた素晴らしいプレゼンで、宿泊客を増やすアイデアを訴えました。優秀グローバル人財賞の勝田中等Dチームは、インバウンドへの対応をプレゼンしました。各チーム様々なアイデアがありました。

最優秀賞のCチーム

優秀賞のDチーム

 充実した学びの場を用意してくださった、ひたちなか青年会議所の皆様、大変お世話になりました。


2022/10/25

勝田高等学校の創立50周年記念式典が行われました

 10月22日(土)に、本校体育館で勝田高校の創立50周年記念式典が執り行われました。感染症対策のため、規模を縮小しましたが、来賓挨拶として大谷ひたちなか市長様からお祝いの動画メッセージをいただいたり、今回の創立記念のために生徒が作った記念動画を鑑賞したりするなど、手作りの温かい式典になりました。中等生は教室でライブ配信で式典に参加しました。


50年間地域の方々からいただいたご支援に感謝するとともに、4年後に勝田中等教育学校になっても、地域に愛され、信頼される学校として、勝田高等学校の歴史と伝統をうけついでいこうという思いを強くしました。


式典後の記念講演では、ラグビーワールドカップ2019の日本招致を成功させた組織委員会事務総長特別補佐の徳増浩司氏から、当時世界のラグビー界から見向きもされていなかった日本が、見事にアジア初の大会招致に成功するまでの、様々な感動秘話をお話いただきました。そして、ついに開催された日本大会では、日本人の類まれな「おもてなし」の精神がどれだけ世界を感動させたかなど、経済力以外でも日本人が世界に大きな貢献ができることを教えて下さいました。これからの勝田高校生・勝田中等生のグローバルな未来にふさわしい、素晴らしいお話でした。
校内には、勝田高校の50年の歩みを、本校のシンボルであるイチョウの葉と一緒にあしらった記念のフラワーアレンジメントも飾られました。


2022/10/21

秋のクラスマッチ

10月20日(木)雲ひとつない秋晴れのもと、秋のクラスマッチを実施しました。


 勝田中等ではクラスマッチを年2回(春と秋)実施し、クラスの団結力と体力の向上を図っています。


 秋のクラスマッチの種目は、クラス全員参加の8の字跳びと、男子はサッカー、女子はドッジボールです。


 各クラスとも思いっきりクラスマッチを楽しむことができました。

2022/10/13

2年次生が「探究デイⅡ」を行いました。

10月12日に2年次生が「探究デイⅡ」を行いました。 2年次生は総合的な学習の時間(本校では未来探究と呼んでいます)で、地域の課題解決をテーマに学習を進めています。 今回は、ひたちなか市で活躍する様々な方をゲストにお招きし、生徒たちとの対話形式の授業を行いました。生徒たちのために30名を越えるゲストがお越し下さり、生徒4名に対してゲスト1名という少人数で、「未来のひたちなか市」をテーマに対話をし、未来の理想像と現在の魅力や課題について活発な対話が行われました。
ワールドカフェ方式を採用し、他班との交流も行い、多面的多角的に学習課題に迫ることができました。
最後は、会場ごとに発表を行い、それぞれの班の意見を共有しました。堂々と発表する姿が見られ、普段の学習の成果がよく表れていました。
お世話になったゲストの皆様、ありがとうございました!

2022/10/04

ミラタンカフェを開催しました!

 今年度第3回のミラタンカフェを開催しました。

 今回は「牛乳っておもしろい!〜タンパク質の謎に迫る〜」というワクワクなタイトルで、トモヱ乳業株式会社様より商品開発部次長の原来人先生、同じく商品開発課の中條貴弘先生を講師にお招きし、実験を通してタンパク質についての理解を深めました。

 講師の原先生は、本校が国際教育に力を入れているということを知り、自分が幼少期から中学時代まで海外で暮らしていた経験をお話してくださいました。海外で生活していたときに、自分は「日本人」であるということを強く意識したそうです。高校で日本に戻り、大学・大学院と日本で生活されました。その後、海外で仕事をしたいと考え、アルギン酸の研究開発をしつつ海外での技術指導に携わりました。そして、2年前からトモヱ乳業で商品開発を担当されているそうです。一つの商品ができるまでには、多くの会社や人々が関わるということや、将来どのような分野で働くにしても、協力し合うことの大切さを教えて下さいました。

 講義の後は、実験教室です。牛乳にはいくつかの種類があり、「牛乳」とよばれる商品は、生乳を加熱殺菌したものと決められており、その牛乳の中に含まれるタンパク質が本日の主役です。

 牛乳を60℃まで熱し、冷ましながらレモン汁を入れて撹拌すると、チーズとホエイに分離します。牛乳の状態が変化する様子を観察し、変化の要因について考察しました。タンパク質がどのような特徴を持っているのかなど、たくさんのことを学ぶことができました。参加した中等生40名は4名ずつグループに分かれて実験を行いました。勝田高校の先輩たちがボランティアで実験のサポートをしてくれ、順調に実験を進めることができました。

 最後は、実験で出来上がったチーズを食べてみました!生徒たちにとってはちょっと大人の味だったかな?