2023/03/31

ミラタンカフェ〜年度の納めはドローンを飛ばそう〜

 令和4年度は様々な学校行事がありましたが、年度納めとなる3月28日に最後の行事としてミラタンカフェを開催しました。昨年度に引き続き、株式会社ソフナーズの皆様にご指導いただきながら、中等生10名がプログラミングソフトを使ってドローンを指示通りに飛ばすことにチャレンジしました。

まずは、理論を学習します。
まずは、理論を学びます。

チームで課題に挑戦しました。

プログラミング通りにドローンが飛びました!

オマケの「ドローンでお菓子釣り」

お菓子をゲット!

令和5年度も、生徒一人ひとりが自分の「好き」を見つけ、「学びでワクワク」できるような行事や活動がたくさんできるといいなと思っています。

持ち込み企画も大歓迎ですので、生徒の皆さん、先生方、保護者の皆様、このブログを見てくださった方、こんな行事をやってみたい!という希望がありましたら、未来探究室までご一報ください。


国語科から④

  冬休みには新書を読み、その本の内容を帯にまとめました。

 「見た人が読みたくなるような帯を作ってね」と言ったところ、個性豊かな作品がたくさんできました。


 上の2つの帯は、どちらも『目の見えない人は世界をどう見ているのか』(伊藤亜紗/光文社新書)という本の帯です。同じ本なのに、それぞれ目の付け所が違う帯ができました。

 次年度もたくさん本を読んで自分の世界を広げていきましょう。

2023/03/30

国語科から③

 第1回中高生日本語研究コンテスト

  リサーチ 優秀賞 橋本 知佳



 夏休みを使って2名の生徒が中高生日本語研究コンテストに取り組みました。


 橋本さんは「キラキラのアイドルって何?」というタイトルで「キラキラ」という言葉の謎に迫りました。アンケートを取って同世代の人がどのような感覚で「キラキラ」という言葉を使っているのかを確認し、辞書を使って検討していきました。アンケートには中等生(中1・中2)だけでなく、勝田高校生(高1・高2)にも協力してもらいました。中学生と高校生の感覚が比較できるのも勝田中等の良さですね。

 

 もう1人の参加者の田口七望さんもスーパーマーケットを巡ってお菓子のパッケージを調査したり、辞書を読み比べたりして「この言葉はどうやって説明したらよいのか?」と考えを深めていました。着眼点がすばらしく、次年度も継続して研究をしてほしいと考えています。

 

 2人とも自分で課題を設定し、情報収集や整理・分析を行い、自分なりの答えを出すことができたので、リサーチ部門に応募することができました。素晴らしい探究活動です。




2023/03/29

国語科から②

 第16回全国学生・ジュニア短歌大会 小学・中学生の部

   優良賞 佐竹 未有

       三原 日向


 
 5月には「短歌のリズムで表現しよう」の授業の中で、短歌を詠みました。自分の体験を思い起こして、心を動かされたことや心に残っていることをメモとして書き出し、そこから表現を練り上げていきます。言葉を並べ替えたり、更に言葉を選び直したり、声に出して読んでみたりと、それぞれの生徒が真剣に言葉と向き合っていました。

 佐竹さんは通学時に見かける色々な学校の制服に注目し、三原さんは学校の中でも特別な雰囲気のある音楽室に目を向けて詠みました。

 制服は学校ごとに決まっているので、他の制服を着ることはありません。音楽室は防音効果のおかげか中と外では感じる音が異なります。普段は目につかないような、日常での小さな気づきを言葉にすることができました。



2023/03/28

国語科から①

 国語科から今年度の国語科の取り組みをご紹介します


 第39回NHK杯全国中学校放送コンテスト茨城県大会

   朗読部門 第2位 紀井 晴道

        第3位 秋庭 京花



 紀井さんは、宮沢賢治『銀河鉄道の夜』を作品の持つ繊細な状況描写を丁寧に朗読しました。秋庭さんはブレイディみかこ『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』で描かれた「エンパシー」に注目し、聞く人に伝わりやすい朗読をしました。

 朗読したい部分を選び、どのくらいの速さで読んだらいいのか、聞く人に一番届けたいところはどこか、など自分たちで考えたりメモを取ったりする姿に作品を深く読み取ろうとする様子が見えました。


2023/03/22

中学生即興型英語ディベート全国大会に出場しました

  令和5年3月19日(日)に、第6回PDA中学生即興型英語ディベート全国大会がオンラインで開かれ、33校の名だたる有名私立・公立中高一貫校に混じって本校も参加しました。

 今回のチームメンバーは、You Can Do Itプロジェクトの一環としてディベートを学んできた生徒ですが、実際にチームを組んで試合に臨んだのは今回が初めてです。しかも、他校はほとんどが中学3年生のチームだったにもかかわらず、オール中2の本校が3試合中1試合で白星をあげ、33校中21位で大健闘しました。

 そして、勝敗に最も影響のある4番目のスピーチを任された加藤立健さんが、2試合で「ベストディベーター」に選出され、優秀ディベーターとして表彰されました。

 
 論題が発表されると、たった15分間で、チームの戦略をたて、4人のメンバーそれぞれが自分の英語スピーチを完成させます。今回は「Japan should ban pet sales.(日本はペットの売買を禁止すべきである)」「Japan should prioritize child raising support over defense spending.(防衛費よりも子育て支援に力を入れるべきである)」などの課題について、肯定側と否定側に分かれて、英語で即興で討論が行われました。 

 できて間もないチームですが、息はぴったりでした。討論中、積極的に質問もしました。

 決勝チームの試合を参観。圧倒的な英語力に思わず拍手。
 決勝の論題は「Brain Machine Interface(BMI), which allows people to interact just by thinking by implanting electrodes in the brain, will do more good than harm.(脳内に電極を埋め込むことで考えるだけで対話ができるようになるBMIという機械は、害よりも利益をもたらす。)という近未来的なトピックでした。


 また試合の合間にはいろいろな学校のチームとの交流タイムがあり、「部活は何ですか?」とか「ディベートの練習はどうやってますか?」などいろいろな話で盛り上がりました。相手チームからは「えっ、まだ中2なの?すごいね」と驚かれました。
 ディベートの面白さは、英語で話すことだけでなく、全国の(世界の)ディベーターの生徒たちと友達になれることです。
           

  今回は試合に出たメンバーだけでなく、オンラインの操作をするICTスタッフや、試合中やブレイクタイムの管理をするマネージャー役として、メンバーをサポートしてくれた生徒がいたおかげで、勝利をおさめることができました。One for all, all for oneの精神で、ディベートに臨みました。 
 最後にみんなで「Point of Information(POI)」(議論の途中で質問をする時にとるポーズ)のポーズでキメました!彼らの将来の活躍が楽しみです!


2023/03/15

古生物博覧会 ~理科の授業より~

 


1年次の理科の授業は15日(水)、「古生物博覧会」と題した発表会を行いました。


恐竜や三葉虫など古代生物について調べた成果を、ワークショップ形式でお互いに発表しあいました。



授業後にある生徒に感想を聴くと「古生物を調べるのがとても楽しかった」と答えてくれました。



「いろんな発表を聴けて楽しかった」、「たくさんの人に聴いてもらえてよかった」、「クラスメイトの発表を聴いて恐竜に興味が湧いた」、「また博覧会をしたい!」など、生徒たちは笑顔で授業の感想を話してくれました。



2023/03/06

マリンチャレンジプログラム2022全国大会

 マリンチャレンジプログラム2022全国大会が3月5日(日)にTKP東京駅大手町カンファレンスセンターで開催されました。


勝田中等教育学校2年次生9人は、「共同研究プロジェクト(「日本の海洋微生物マップを作ろう!」というテーマで全国10校のチームで調査するプロジェクト)」に参加しているので、ポスター発表を行いました。

マリンチャレンジプログラムに採択された40チームの中から、各地方の代表となった15チームが全国から集まり、口頭発表を行いました。どの研究発表も興味深く、また学ぶことの多いものでした。


みんな熱心にメモをとっています。
そして、休憩時間には、目をキラキラさせながら「○番の発表が面白かった」「△番の研究は、僕らの研究につながりそうだと思った」など感想を交流していました。


ポスター交流会では、少し緊張しながらも近くに来てくださった方に声をかけ、「説明しますね」と研究内容を一生懸命伝えました。


来年度もそれぞれの研究に取り組みたいという気持ちを強くした一日となりました。















留学経験者の話を聞こう「留学カフェ」

2月27日(月)放課後に「留学カフェ」を行いました。昨年度から今年度にかけて、アメリカ、カナダに留学した勝田高校生が話をしてくれました。ゲーム形式で留学生活について知るコーナーもあり大変盛り上がりました。「留学して自分がどのように変わったと思うか?」「奨学金はもらっていたか?」「食生活はどうだったか?」など、留学について知りたいことに直接答えてもらえる良い機会となりました。


「一番苦労した科目は何でしたか?」
「化学!」「アメリカ史!」「英語!」

「どうやって友達を作ったのですか?」
「『私、留学生なんだけど、助けてくれる?』って話しかけた。」

終わったあとも質問したい生徒がたくさんいました。

憧れの留学がぐっと身近に感じられた留学カフェでした。