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2025/02/19

IBARAKIドリームパス金賞受賞!

 1月23日(木)に行われた、IBARAKIドリームパス第6回プレゼンテーション大会で、本校4年次生のチーム「防災グローバルリーダーズ」が金賞を受賞しました。745チームの応募のなかで、金賞はグランプリに次ぐ第2位です。

プレゼンのタイトルは「防災運動会〜地域のみんなの笑顔を守る〜」です。4月に生徒の発案で始まり、半年以上の準備期間を経て12月8日(日)に「防災運動会」を実施しました。地域に住む外国人の困りごとを解決しながら、日本人も外国人も誰もが笑顔ですごせる多文化共生コミュニティの実現を目指した取り組みです。

「防災運動会」には日本人・外国人合わせて約130人の参加者がありました。「やさしい日本語」を用いたはずの説明がうまく伝わらないことなど、うまくいかないこともありましたが、全体としては日本人も外国人も、大人も子どもも楽しみながら防災について学べるイベントになりました。



               


「防災運動会」は茨城大学との共催で、茨城大学の瀬尾匡輝先生にアドバイスを頂きながら、茨城大学の学生さん、留学生さんと一緒に、また、ひたちなか市の日本語教室に通う外国人の方と一緒に準備を行いました。勝田中等からはグローバルゼミの4年次生25人が実行委員として活動しました。ひたちなか市役所や警察署にもアドバイスやご支援を頂きました。多くの方と一緒に作り上げた防災運動会でした。

「半年以上かけてみんなで作り上げてきました。いろいろな方に協力していただいたので、受賞できてよかったです。今回の金賞受賞で、研究継続資金として30万円を頂きました。
これからも、勝田中等教育学校が、地域の多文化共生に貢献できるよう頑張っていきます。」(防災グローバルリーダーズ 尾方心さん)



**これまでの活動の様子など**
戦略チームに選ばれました(本校ブログ9月)

防災運動会を実施しました(本校ブログ12月)

IBARAKIドリームパスについて(茨城県教育委員会)



 


2023/12/21

サイエンスデイ(中2)

 12月14日(水)、中等2年次の各クラスにおいて、サイエンスデイを実施しました。

▲外部講師の先生からの講義
 講師の長縄先生は、廃棄されたスマートフォンやタブレットなどから、各レアメタルをより高濃度で回収できれば、日本は資源大国になれる。そして、持続可能な社会の実現につながるという考えを話してくれました。
 
▼実験の様子
 抽出液を使って、溶液の中のコバルトを分離するという実験を行いました。

 最初は、コバルトを水溶液中から、抽出液へと取り込む現象を確認しました。
 薄いピンクの水溶液が、コバルトブルーの上層と無色の下層に分かれました。

 次に、灰色のコバルトとニッケルの混合液に抽出液を入れました。
すると、上層はコバルトブルーになり、下層はうすい緑色の二層に変化しました。
抽出液がコバルトを引き付け、上層に分離したことがよく分かりました。

 実験後は、振り返りや質疑応答を行いました。生徒たちは、科学的な知識を知るだけでなく、科学が私たちの生きる社会にどのように関わるか、よりよい社会を作るために自分たちに何ができるかについて考えることができました。

2023/06/07

IBARAKI ドリームパス スタートアップ講座@水戸市生涯学習センター

  6月4日(日) スタートアップ講座が水戸市生涯学習センター(旧県庁)で行われました。

 中等3年次から1名、2年次から1名、高校2年生3名の5名が参加しました。

 起業家の堀下さん(株式会社しびっくぱわー代表取締役社長)から、起業するきっかけやその時の心情などをご講話いただきました。失敗したことやそこから学んだこと、人とのつながりが大きな財産になっていくことなどを、クイズを入れたり、参加者それぞれの考えを聞き出したりしながら語ってくれました。

 その後、ドリームパスの応募用紙に自分の考えているプロジェクトを記述する際のコツや意識したいことを教えてもらいました。早速、アイディアを書き始める人もいました。

今年も、素敵なプロジェクトを出していきたいです。


2023/05/31

校外体験活動

 5月26日に2年次生は体験活動に出かけました。

3つの自治体に体験活動の紹介をお願いして、計画しました。

その中から、自分たちで選んだ場所での活動です。

①つくばみらい市
【高砂熱学イノベーションセンター】

高砂熱学工業は、東京ドームや京都駅の空調設備を開発している会社です。

目に見えない空気を体感できるように工夫された展示になっており、

興味関心をかき立ててくれました。


センターでは、創始者の柳町さんのアンドロイドが、
体感温度の違いについてやそこから空調設備を開発していったことを説明してくれました。



【花農家エビでタイ】

海老原さんにご講話いただき、花卉栽培のビニールハウス内の見学へ。

そして、ひまわりの種植え体験をさせてもらい、

お土産として種を植えたポットをいただきました。




②常陸大宮市
【美和木材協同組合】

作業現場に赴き、作業車による伐採と人の手による伐採を見学しました。



目の前で木を伐採する作業を見ることができ、
たいへん印象深い経験となりました。
作業を見学した後は、箸づくり体験です


カンナで丁寧に仕上げました。


【道の駅かわプラザ】

駅長さんから講話をいただきました。

お客様目線で運営を考えていることを分かりやすく説明してくれました。



生徒の興味をそそるように話を工夫しているのはさすが!と思いました。


【おおみや放送局キーデッケ】

「仕事」の選び方を伝えてくれました。



楽しいから活動を続けることができると、

どの方も話してくれて、

生徒たちも真剣に聞いていました。

生徒たちは自分の将来の職業を考える視点を学びました。


③境町
【自動運転バスと運行管理会社セネック】

境町では、バスの自動運転の実証実験が行われています。

管理センターでは、運行しているバスの状況をモニターしています。

「先生が乗ってる!」「本当だ」

社内カメラの画像も確認できます。



グループごとに乗車し、実際に自動運転バスの乗り心地を体験します。
10人乗りの電気自動車、フランス製です。


【フライベリーとドローン体験】

午後は、フライベリーで、飛行の基本を体感します。
講師の先生が、このフライベリーの開発をしています。

フライベリーを航空力学などの学習教材にしているのだそうです。


飛んだ!」「まっすぐ飛ばすのは、ちょっと難しいな」


そして、ドローンの体験です。
境町では、ドローン宅配の実証実験も行われています。
「境町では、空飛ぶラーメンが実際にあるんですよ」

「コントローラーでの操作は…」

ドローンを実際に操作させてもらいました。



【おまけ】

この町民体育館の隣には「アーバンスポーツパーク」があります。

たまたま、境町の中学2年生でBMX選手の白井 伶穏(シライ レオン)さんが

6月の大会に向けて練習をしていました。

2022年 全日本選手権男子13-15歳クラスで優勝した選手です。

BMXのデモンストレーションを見せてくれました。



世界を目指してがんばっている姿に
「ファンになっちゃった!」と。

記念にパチリ!




 





2023/05/10

SDGsワークショップ

2年次生は、ひたちなか市のより良い未来に向けて探究しています。未来を考えるときに、大切な視点の一つがSDGsです。

本日は、株式会社ソフトバンク様より講師をお招きし、カードゲーム形式でSDGsの本質に迫る授業を行いました。



ゲームを通して、地球の資源を大事にしながら、皆が豊かに暮らしていけるようにすることが大切だということに気づくことができました。

これからの探究に生かしていきましょう。


2022/03/01

栄養士さんにインタビュー

 1年A組は道徳の時間にSDGsについてみんなで話し合いながら学んでいます。17の目標の中から実際に自分たちができることは何かを考え、12番目の「つくる責任・つかう責任」選び、毎日の給食をクラスみんなで取り組むテーマにしました。

 今回は、本校の栄養士の清水先生をお招きし、生徒たちとは異なる立場の人の思いや考えをお聞きしました。

生徒からたくさんの質問が出ました

熱心にメモを取る生徒


 1年間の振り返りの中で、「SDGsの授業では、みんな違う意見を持っている。異なる意見を聞くことができたと同時に、自分も意見を発信できたことに喜びを感じた。」「クラス全体で話し合うことは難しいかもしれないが、4人での班の中でじっくり話し合うことができた。」などの感想が上がりました。

 お互いの立場や意見の違いを理解し、自分の考えを相手に伝える努力をする、対話的な学習を今後もみんなで続けていきましょう。