2022/06/28

学校DXに関する校内研修を行いました

  本校では、学校DXの一環として、データマネジメント(データ化した生徒や教員の情報を収集・分析することで、より効果的で効率的な指導が行えるようにすること)を推進するため、茨城大学全学教育機構の嶌田敏行教授をアドバイザーとしてお迎えし、教員自身が企画した校内研修を行いました。

嶌田先生は、現在茨城大学が行っている、教育目標の達成度をデータ化して収集・分析し、大学の教育内容を改善するという教学マネジメントの成果を説明してくださいました。教育目標を生徒と教員が共有することで、より学習成果があがることや、高校と大学が教育目標を通じて連携することでより無駄のない学びが実現することなどを聞いて、テクノロジーの発展により今教育が「先生が教える」教育から「生徒が学ぶ」教育へと、視点が大きく変わりつつあることを、参加した職員一同が実感しました。本校では今後も、茨城大学と連携しながら、教育目標に基づくカリキュラムマネジメントやデータマネジメントなどの推進を図り、学校経営の新時代に対応した体制づくりを進めていきます。     

       





2022/06/15

2年次生がキャリアデイを行いました。

今年度、2年次生(1期生)は夏季休業中に職場体験を予定しています。本校初の行事であり、着々と準備が進んでいます。

職場体験の事前学習の一環として、6月8日(水)に水戸ホーリーホック様のご協力を得てキャリアデイを行いました。 

当日は、「働くことの本質を問う」ことをテーマに、2時間の構成で講演とワークショップを行いました。講演では、まずホーリーホックの中にも選手だけでなくマネージャーや広報担当、グッズ担当、マーケティング担当など、様々な仕事が存在しているということを学びました。また、ホーリーホックの理念や取り組みについて説明を聞き、企業の理念が実は「お金を稼ぐこと」ではなく、「社会に貢献すること」であることを知りました。

生徒たちは講演前と講演後で、自分の意見をまとめました。ある生徒は講演前は「働くこと=収入を得ること」だと答えていましたが、講演後には「働くこと=人に夢や希望を与えること」と大きな変化が見られました。また、ある生徒は「働くこと=地域に貢献し、次の世代に夢を与えるため」と考えていました。中学2年生とは思えないほど立派で、頼もしく感じますね。

当日は講師の方の他に、ホーリーホックの選手も1名参加してくだいました。プロ選手を初めて間近に見た生徒も多く、たくさんの質問が飛び、熱心に耳を傾けていました。


今回のキャリアデイを通して、一人ひとりが自分の将来について考えることができました。
職場体験がますます楽しみになってきました。                      



2022/06/14

校外学習(1年次)~国立科学博物館・東京大学本郷キャンパス~

安田講堂前にて

 6月10日(金)に、1年次は国立科学博物館と東京大学本郷キャンパスで校外学習を行いました。

国立科学博物館

 国立科学博物館ではグループ活動をしました。地球館では、科学技術で地球を探る展示や地球環境の変動と生物の進化についての展示などを見学しました。日本館では、日本列島の素顔や日本列島の生い立ちに関する展示などを見学しました。
 理科の授業で学んだ内容の展示もあり、生徒たちはとても興味を惹かれたそうです。

赤門前にて

 東京大学本郷キャンパスでは、クラスごとに見学行いました。赤門や三四郎池などを周り、安田講堂前で各クラスとも記念写真を撮りました。

 梅雨のさなかでしたが、天候にも恵まれ、生徒たちは楽しく見学を行うことができたようです。そしてクラスの絆を深めることもできました。

「校外学習はどうでした?」と生徒たちに尋ねると、

「国立科学博物館は標本の資料などをたくさん見ることができて楽しかったです。」

「東京大学のキャンパスはハリーポッターの世界のようでした。」

と、笑顔で答えてくれました。

2022/06/07

英語でタグラグビー

  本校では、放課後講座「ミラタン(未来探究)カフェ」を開いて、希望者のために様々な体験版活動を行っています。令和4年6月4日(土)には、ラグビーワールドカップ2019組織委員会事務総長特別補佐を務められた徳増浩司さんとネイティブコーチのジェイミーさんをお迎えして、「英語でタグラグビー」を実施しました。今回は本校生徒だけでなく、近隣小学校にも呼びかけ、21名の中等生とともに27名の小学生が参加しました。

 最初は英語だけの指示に戸惑っていた生徒たちも、エネルギッシュなオーストラリア人のコーチに励まされているうちに、気がついたら英語でパスを投げ合うようになっていました!まさにラグビーの魔法です。

 45分間の実技のあとは徳増さんの講義を聞き、英語が話せると世界中の人々と友達になれることや、2019ラグビーワールドカップ日本チームの素晴らしさなどについてお話していただきました。ほとんどの小学生はタグラグビーを体験するのは始めてでしたが、輝く笑顔で元気いっぱいに走る小学生たちに、中等生や勝田高校のラグビー部員たちも元気をいただきました。

    日本語は一切禁止だったけれど、すぐに慣れました。
     ラグビーの素晴らしさを語る徳増先生
        最後はみんなで「Enjoy, Tag!」


 

2022/06/01

サイエンスデイ


 5月31日(火)の5~6限目にサイエンスデイを実施しました。

 サイエンスデイとは、生徒たちが科学に親しみながら科学的思考力を身に付けるための、科学教育の一環です。

 はじめに本校の学術顧問を務めて頂いている、株式会社リバネスの髙橋修一郎代表取締役社長より「身近なふしぎを興味に変える~自分の好きを見つけてみよう~」というタイトルで講話をいただきました。


 髙橋社長はご自身の経験をもとに、興味のあることをとことん調べることの大切さや、社会に貢献することの大切さを熱く語ってくださいました。


 講演の後は、リバネスの立花智子先生と一緒に「種ヒコーキをつくろう!種のかたちの大研究」と題して、薄い発泡スチロールを使って飛行実験をしました。


 生徒たちは種ヒコーキをうまく飛ばすための実験を、試行錯誤しながら楽しく行うことができました。

 生徒からは「自分の興味があることを調べて研究することがとても大切だと思いました。」、「視点を変えることで、新しい発見ができることを知ったので、いろいろなものの見方を身に付けたいと思いました。」、「身近なものでも考えれば考えるほど「どうしてだろう?」という疑問が湧いてきて面白いと思いました。」といった感想が多く見られました。