2023/12/25

ミラタンカフェ〜身近なものを使って電気分解してみよう!〜

 12月20日放課後に、今年最後のミラタンカフェを実施しました。

今回のテーマは「身近なものを使って電気分解してみよう!」

ミョウバンとクリップ、醤油差しなど、身近なものを用いて水の電気分解のようすを観察する実験教室となりました。



講師は本校の理科教諭である佐藤先生が務めました。参加生徒は、水が電気分解され気体がポコポコとあがるようすを観察し、発生した気体を炎に近づけて「ポンッ」と破裂する音を楽しんでいました。



私は化学が苦手なのですが(世界史の教員です)、そんな私でも興味をかき立てられる楽しい実験教室でした!参加生徒はより一層化学の世界に興味をいだいたのではないでしょうか。


さて、2024年もミラタンカフェは盛りだくさん(の予定)です!ちょっとだけ次回の宣伝をしておきますね。

2月14日に梅澤凌我さんをお招きします。今や世界一といわれている「ミネルヴァ大学」をご卒業され、多方面で活躍されている方です!!どんなお話が聞けるのか、今からワクワクが止まりません!

ぜひ、来年のミラタンカフェもお楽しみに!

2023/12/22

勝田高校・勝田中等のクリスマス

 気が付くと今年も残りわずか。もうすぐクリスマスです。校内はクリスマスの雰囲気にあふれています。

      玄関のポインセチアがお出迎え
      昇降口にはクリスマスツリー
      英語部のクリスマスボード
      伝統文化部(華道)のクリスマスアレンジ

12月21日(木)の放課後には、オーケストラ部によるクリスマスコンサートもありました。

      暮れなずむ校庭に弦の響きが奏でられます
      たくさんのオーディエンス
  サンタやトナカイのコスプレで雰囲気を盛り上げます
       弦楽器っていいですね!

そして12月22日(金)は今年最後の全校集会をオンラインで行いました。
4ヶ月一緒に過ごしたマラインくんがいよいよオランダに帰国。最後の挨拶を日本語でしてくれました。
      緊張気味のマラインくん
      少し涙が・・・?
 
ちょっぴり悲しい式のあとは、
生徒会主催のオンライン全校クリスマスクイズです。全クラスが参加してkahootでクイズ大会を行い、とても盛り上がりました。

   全クラスがオンライン上で対抗クイズに参加します

      一番盛り上がっていたのは先生!?

 学校の日課はこれで終わりですが、休み中も課外や補習、部活でたくさんの生徒が頑張る予定です。皆様それぞれによいクリスマスをお過ごしください。

2023/12/21

中等3年探究デイ(グローバル)

  12月13日(水)の中等3年探究デイでグローバルゼミの生徒は、つくば市と常総市を訪れました。

グローバルゼミでは、第二外国語として中国語と韓国語を学んだり、茨城大学の留学生と一緒に「多様な生徒の集う理想的な学校とは」というテーマで探究を行ってます。

今回の探究デイでは、JICA筑波で海外協力隊で活動された方のお話しを聞いたり、常総市ではスリランカの仏教寺院、スリランカ料理のレストラン、水海道中学校夜間教室、TK Store(多国籍マーケット)を訪れたりしました。


JICA筑波ではガーナで協力活動を経験された方のお話しを聞きました。生徒の感想:「国際協力は、世界を良くするだけでなく、日本の生活を守るためでもあることを知りました。」
また民族衣装を着たり、図書館を見学したりしました。

スリランカ料理レストランで昼食。初めてのスリランカ料理。「最初は自分の口に合うか少し不安だったが、とても美味しい料理ばかりで感動した。」


スリランカの仏教寺院、スリ・サンブッダローカ寺を見学。色鮮やかな内装など日本のお寺とは雰囲気が異なります。「まわりに住むスリランカから来た方々がお金を出し合って作り、定期的に集まってると知り、よいつながりだなと思いました。」
水海道中学校夜間教室では、地域に住む外国人の方が多く学んでいます。「国籍が違っても、年代が違っても、様々な理由で学校で十分な勉強ができなかった人達がこのような場所で学ぶことができるというのはすごくいい機会だと思いました。」

 
多国籍マーケットの見学やお買い物もして、探究デイの終了です。一日をとおして「身近な部分で海外と関わっているんだと改めて感じた。将来は他の国や地域と関わり、立派なグローカルリーダーになれるようになりたいと思った。」

















中等3年探究デイ(起業家コース)

現在、中等3年次生は探究学習で『夢探究ゼミ』を行っています。

『夢探究ゼミ』とは、自分の興味関心によって①起業家②グローバル③サイエンス④プログラミングの4つのコースから1つを選んで探究活動を行う授業です。

12月13日(水)の探究デイでは各コースごとにフィールドワークに出かけました。今回は起業家コースの内容をお伝えします。

午前は茨城大学を訪問しました。「アントレプレナーシップ入門」の講座を実施していただき、これからの社会におけるアントレプレナーシップの重要性をお話しいただきました。毎年行われている「学生ビジネスコンテスト」についても詳しく教えていただきました。

午後は、つくばスタートアップパークを訪問しました。通称「スタパ」はつくば市が運営する起業家支援施設です。施設見学では、1階のコワーキングスペースや2階のスタートアップ企業研究室を見学させていただきました。また、3名の起業家の方からご講話をいただき、フリートークの交流会では日頃の探究活動での悩みや疑問を直接聞くことができました。

各見学先の方々に温かく対応していただき、学びの多い非常に充実した1日になりました。

※つくばスタートアップパークのFacebookでも、本校の活動を掲載していただきました。こちらもご覧ください。(リンク)https://www.facebook.com/TsukubaStartupPark?locale=ja_JP


中等3年探究デイ(プログラミングコース)

12月13日(水)、中等3年次・夢探求ゼミで「プログラミングゼミ」に参加している生徒は

を訪問しました。

株式会社ユードムでは、プログラミングを活用して、

  • どのような製品を作っているのか
  • どのような手順・工程で製品を作っているのか
  • どのような働き方をしているのか
などの説明を聴き、実際に働いている様子を見学しました。

また、サイエンス・スクエアつくばでは、産総研(AIST)での研究がどのように実社会で活用されているのかを見学・体験しました。

サイエンスデイ(中2)

 12月14日(水)、中等2年次の各クラスにおいて、サイエンスデイを実施しました。

▲外部講師の先生からの講義
 講師の長縄先生は、廃棄されたスマートフォンやタブレットなどから、各レアメタルをより高濃度で回収できれば、日本は資源大国になれる。そして、持続可能な社会の実現につながるという考えを話してくれました。
 
▼実験の様子
 抽出液を使って、溶液の中のコバルトを分離するという実験を行いました。

 最初は、コバルトを水溶液中から、抽出液へと取り込む現象を確認しました。
 薄いピンクの水溶液が、コバルトブルーの上層と無色の下層に分かれました。

 次に、灰色のコバルトとニッケルの混合液に抽出液を入れました。
すると、上層はコバルトブルーになり、下層はうすい緑色の二層に変化しました。
抽出液がコバルトを引き付け、上層に分離したことがよく分かりました。

 実験後は、振り返りや質疑応答を行いました。生徒たちは、科学的な知識を知るだけでなく、科学が私たちの生きる社会にどのように関わるか、よりよい社会を作るために自分たちに何ができるかについて考えることができました。

2023/12/20

中等3年探究デイ(サイエンスコース)

 12月13日(水) 
 夢探究サイエンスゼミの生徒は、
研究室見学を希望して、高砂熱学イノベーションセンターと、霞ヶ浦環境科学センターを訪問しました。

高砂熱学イノベーションセンターの会議室で、企業の理念や従業員の仕事内容等の説明を受けました。


 この会議室はオープンスペースなのに寒くないのです。
 空気の層を上下に分け、下の層の温度だけを上げるというシステムなのです。
 さすが空調設備会社の「イノベーション」センターだとびっくりです。
 宇宙開発にも参加し、水から酸素や水素をつくり出し、人が滞在できる環境を研究していることにも興味をもちました。


 創業者のアンドロイドが、生活空間における「快適さ」について具体例を挙げながら伝えてくれました。
 その後、実際にオフィスでの空調施設や環境を見学しました。

霞ヶ浦環境科学センターでは…
最初に水質検査について体験しました。

 水の透視度(どのくらいの深さまで見えるか)やCOD(水中に含まれる有機物による汚れを測る指標)で調べます。
 霞ヶ浦の水、近くの河川の水、醤油を10000倍にした水の3種類を調べました。
 予想と結果のちがいに驚きつつも納得することができました。


 展示室の生物や掲示物にも興味津々です。
 その後、生物試験室、低温室に入室して作業などを見学したり、研究室をガラス越しに見学し、各研究内容についての説明を聞いたりしました。

 生徒たちにとって両所とも、研究内容は専門的で理解しきれない部分もありましたが、研究室で使っている機器や用具には、学校の理科実験と共通するものがあったり、学んだ知識と関連付けられる内容も思った以上にあったりしました。
 帰りのバスの中では、それぞれ「面白そう」「興味をもった」「学校でもできないかなあ」など言っていました。