2022/03/29

留学生のオリビアさんがやっと来日しました

 コロナ禍で来日が1年間延期になってしまったオリビアさん。あきらめずにずっと待ち続けて、ついに来日してくれました。4月からは3年のクラスメートとして、勝田高校に通学します。


名前:オリビア・アンダーソン

出身: アメリカ・アイダホ州

好きなスポーツ:テニス

好きな教科:数学、美術

好きな食べ物:スイカ

好きな色:ブルー

好きな動物:キツネ

好きなキャラクター:トトロ

I am finally here! Hello, it’s great to finally be here with all of you. My journey for the last year was long, and I thank you all for waiting to have me. All of your great videos and messages to me really helped me continued my journey. Your school and culture is what really made me want to go to japan. I want to experience the school life and its history. I want to learn with everyone and also teach others about who I am and where I am from.

Japan, as people know is very different from America. Our school isn’t as rich in tradition as Katsuta high school. We don’t have uniforms, or festivals. We also don’t have traditional tea making ceremony and kendo. As I enroll in Katsuta high school, I wish to wear their uniform with pride. And also be able to show everyone back home how amazing it is to be an exchange student in Katsuta.

2022/03/22

修了式は、なごり雪となりました。

 3月22日(火)は、本年度の締めくくりとなる修了式を、放送にて実施しました。

A組

 4月に勝田中等が開校してから1年、1期生が前期課程1年目の教育課程を修了しました。生徒も教員も様々な「初めて」を経験した1年でした。

B組

 修了式のあとは、各クラスとも最後の学級活動となり、担任から通知表が手渡されました。

C組

 現在のクラスで生活するのも今日が最後です。生徒たちは、その「小さな別れ」を名残惜しんでいるようでした。

 また、福井県から出向している西野先生ともお別れの挨拶をしました。西野先生は1年間、教育相談や理科の授業の補助など様々な面で、勝田中等の生徒のために、力を尽くしてくれました。

お世話になった西野先生

 外は季節外れの雪が降りしきり、まさに「なごり雪」の中の修了式となりました。



 明日からは春休みになります。生徒のみなさんは、新学年のスタートをスムーズに切れるように、学習や部活動など、有意義な時間を過ごしましょう!

2022/03/18

勝田高校卒業生による進路体験講話

 3月16日(水)は進路体験講話を行いました。先日勝田高校を卒業したばかりの先輩たち3名をお招きして、大学合格までの体験談を語ってもらいました。

この春に卒業した先輩たち

 先輩たちは大学に合格するための学習方法や、高校生活において日ごろから心がけていたことなどを丁寧に説明してくれました。また、中等生のために、中学生の頃のエピソードも交え、様々なアドバイスをしてくれました。

真剣にメモをとる生徒

 身近な先輩だけにとても説得力があり、生徒たちはメモを取りながら真剣に話を聴いていました。中学1年生が高校3年生の話を聴くことができ、早い段階から大学受験を意識することが可能なのが、中高一貫校の良さです。先輩たちの貴重な体験談のおかげで、生徒たちはとても刺激を受けていました。

貴重な体験談を語ってくれました

2022/03/14

美術の作品が仕上がっています。

 美術の作品がだいぶ仕上がってきました。

 アート性を感じる作品が多く、感性の豊かさを見て取れます。

 

本物のイチゴのパックに詰めました!

商店の野菜セット

赤りんごと青りんご

リアルなみかんとぶどう


瓶詰というアイデアが素晴らしい!

PEACH(ピーチ)

色々な野菜とカゴ

ジャガイモとキノコ

焼き芋(新聞紙に包んで)

色合いの対比が素晴らしいブルーベリー

みかんの質感を表現しました

収穫されたじゃがいも(軍手つきです)

さつまいもとぶどうの紫がいいですね

 どの作品も良さがありますね。ずっと鑑賞していたくなります。

 まだ未完ですが、可能性を感じる作品もありますので、少しだけご紹介します。

葉の部分が素晴らしい!(人参)

葉っぱに生命力を感じますね

茄子!いい色をしています!

2022/03/10

水戸学を知ろう・橋本左内から学ぼう

 2月最終週の道徳の授業は、各クラスとも校長先生と西野先生(福井県から1年間人事交流で本校に出向)をゲストティーチャーにお迎えし、「先人から学び、これからの目標を立てよう」というテーマのもと、茨城と福井の歴史を交えた特別授業を行いました。

教壇に立つ校長先生と西野先生

 初めに校長先生から、茨城県と福井県は歴史的にゆかりが深いという話がありました。幕末のころ、水戸藩主徳川斉昭と福井藩主松平春嶽たちは、公武合体派として連携を深め、斉昭の息子である一橋慶喜を将軍に推すなど、協力体制を敷きました。また、水戸藩の尊王攘夷派である「天狗党」は「天狗党の乱」を起こし、最終的には福井県敦賀市の地で鎮圧されます。

 天狗党の乱では、地元ひたちなか市(那珂湊)でも戦いがあったと、校長先生は郷土の歴史にも触れました。


 校長先生のお話の後、西野先生が福井藩士の橋本左内を生徒たちに紹介しました。橋本左内が15歳で元服したときに「啓発録」を著したエピソードを西野先生は語り、生徒たちに「今後の自分の生活目標を立てよう」と話しました。

 生徒たちは2年次になるにあたっての自己目標を1つ定めました。「物事を計画的に進める」「何事も前向きに考える」「これからも規則正しい生活を送る」「少しずつ自立する」「他人の気持ちを理解する」など、様々な目標を掲げました。中には「グローカルリーダーになれるような行動をする」という本校らしい目標もありました。また、「シェイクスピアの作品を読めるだけ読む」「英検3級を取得する」など、具体的な目標もありました。

 各自で目標を決めた後、グループでお互いの目標を共有し合いました。生徒たちはクラスメイトの目標の中から、これはと思ったものを1つ自己の目標に加えました。

2022/03/09

本館トイレ洋式化完成

 長らく工事で不便をかけていたトイレの洋式化工事がやっと終了しました。生徒の皆さん、ご協力ありがとうございました。

 本館の各階のトイレは、各階とも、和式便器の個室を一つ残してすべて洋式トイレとなりました。

本館1F男子トイレと多目的トイレ

 また、本館1Fと体育館前の外トイレには、多目的トイレが設置され、バリアフリー対応もしております。

バリアフリー対応

体育館前外トイレ

 あわせて、本館内の水道はすべてセンサー式となりました。


 また、昇降口と体育館入り口にはスロープも設置されました。

 今後も引き続き、特別棟のトイレ改修などを検討してまいります。

2022/03/08

実力テスト

 3月8日(火)は、勝田高の入学者選抜の関係で、5日ぶりの登校日でした。

 1〜5限まで実力テスト(新教研)を実施し、6限目は通常の授業を行いました。

真剣にテストを受ける生徒たち

 生徒たちは、3月3日に実施された県立高校入試の学力検査のように、英国数社理の順にテストを受けました。

 勝田中等は6年間の中高一貫教育ですので、いわゆる高校入試はありません。今回実力テストを実施した目的は、今までの学習の理解度を測ることです。1年間の学習内容から出題された問題を解くことで、今現在の自分の実力を知ることができます。

 テストですので結果が気になるところですが、大切なことは実力テストをきっかけにして、苦手な分野や理解が不十分だったところを洗い出し、春休みに重点的に学習することです。

 真の実力を知ったうえで、学習方法などを見直し、さらに力を伸ばすためのきっかけにしたいですね。

2022/03/02

E-mail from US.

 令和3年3月に勝田高校を卒業した植村葉月さんからお便りが届きました。

 植村さんは、高校卒業後にアメリカのカリフォルニア州にあるLake Tahoe Community Collegeに進学しています。カリフォルニアの山火事の影響で大学がしばらく閉まってしまい、その間は日本からオンライン授業を受けていましたが、1月からいよいよ現地での生活が始まりました。大学ではcomputer science を専攻する予定です。

 「今は、英語力を伸ばすため、ESLという、英語を第二外国語として勉強する人のための授業を主に受けています。」

Lake Tahoe Community College

 「この街は、とても自然が多く、雪がたくさんありますが、晴れの日が多くて住みやすい街です。学校では先生と生徒の距離が近くて、クラスも楽しく受けています。また、日本人留学生は私1人ですが、他の留学生や、現地の人にたくさん助けてもらっていて、楽しく過ごしています。寮の近くにLake Tahoeという、すごくきれいな湖があり、ここはスキーリゾート地にもなっているので、田舎だけど賑やかな街です。」

Lake Tahoeは大きくて美しい湖でリゾート地になっています

植村さんとLake Tahoe

 「上の2つの写真はどちらもLake Tahoe の写真です。雪は映っていませんが、ここ1ヶ月以上、雪は一切降らず、ずっと晴れ続きて雪が若干溶けています。が、まだまだ雪はいっぱいあります。」

 また、現地でのお話を聞かせてもらいたいですね。

TOEFL Primary®を実施しました。

 令和4年2月26日(土)に勝田中等教育学校内で、前期課程1年次の希望者32名が、TOEFL Primary ®Step1を受験しました。茨城県では、TOEFL Primary®を実施したのは本校が初めてとなります。

 TOEFL Primary®は、アメリカへの留学や大学進学時に必要となるTOEFL iBT®につながる小・中学生版のTOEFL®テストで、世界中のカリキュラムをもとに設計された世界基準の英語力測定検査です。英語を母語としない小中学生を対象に作られており、現在世界47カ国以上で活用されています。

 TOEFL Primary® にも対応できるよう、英語の授業では週1回、海外のテキストブックを使用したネイティブスピーカーとのティームティーチングを行っています。

 本校では、世界標準の英語力を育成するため、中学校時からTOEFL® ファミリーのテストを軸とした英語教育を実践し、海外留学や海外大学進学に対応した語学指導を行っています。

 生徒たちは、すべて英語で行われるTOEFL Primary®のテストに慣れるために、週1回行っているネイティブスピーカーによる授業の中で、模擬テストなども体験して準備万端で臨みました。  

 受験した生徒たちに動機を聞いてみると、「近い将来留学をしたいと思っているので」「世界レベルでの英語力測定検査で自分の力を測ってみたいと思って」「将来は海外に行くと思うので」などと答えるなど、グローバルキャリアを意識してこの試験を受けた生徒が多かったようです。

 また、本校では、国内の英語力測定検査である英語検定試験も実施していますが、英検と比較するとTOEFL Primary ®Step1は「リーディング(読解)は取り組みやすくて簡単に感じたけれど、リスニング(聞き取り)は英検より速くて難しかった。」と述べている生徒もいました。

TOEFL Primary ®Step1を真剣に受ける生徒たち。

 本校では今後も、世界標準の英語力の育成のため様々な取組を行い、学校での英語の学びを世界での学びにつなげていきます。


2022/03/01

栄養士さんにインタビュー

 1年A組は道徳の時間にSDGsについてみんなで話し合いながら学んでいます。17の目標の中から実際に自分たちができることは何かを考え、12番目の「つくる責任・つかう責任」選び、毎日の給食をクラスみんなで取り組むテーマにしました。

 今回は、本校の栄養士の清水先生をお招きし、生徒たちとは異なる立場の人の思いや考えをお聞きしました。

生徒からたくさんの質問が出ました

熱心にメモを取る生徒


 1年間の振り返りの中で、「SDGsの授業では、みんな違う意見を持っている。異なる意見を聞くことができたと同時に、自分も意見を発信できたことに喜びを感じた。」「クラス全体で話し合うことは難しいかもしれないが、4人での班の中でじっくり話し合うことができた。」などの感想が上がりました。

 お互いの立場や意見の違いを理解し、自分の考えを相手に伝える努力をする、対話的な学習を今後もみんなで続けていきましょう。

旅立ちの日に


 3月1日は勝田高校の卒業式が挙行されました。コロナウイルス感染症対策のため、卒業式の様子はYouTubeでライブ配信され、勝田高校と勝田中等の在校生は自宅にてオンラインで式に参加しました。

 卒業式は厳粛な中にも温かみのある雰囲気で行われ、198名の生徒が勝田高校を巣立っていきました。


 中等生は行事や部活動など様々な場面で卒業生に大変お世話になりました。学年が5年離れているため、小学校の6年生と1年生のような感じなのでしょうか?卒業生からすると同じ校舎に通う中等生はかなり子どもに見えたそうです。卒業生は本当に心優しい生徒ばかりで、受験で忙しいのにもかかわらず、中等生を優しくそっと見守ってくれていました。委員会活動などでも常に中等生をフォローしてくれました。

 また、昨年度1期生が入学してくる前に、勝田中等のイメージ動画や学校説明会に出演してくれたのが、今年の卒業生でした。勝田中等の土台をつくるために協力を惜しまず、むしろ率先して力を尽くしてくれた生徒たちでした。本当に感謝しています。

 いま別れのとき、優しかった卒業生はいつまでも心の中に。中等生には卒業生たちの素晴らしい人間性を引き継いでいって欲しいです。

 勝田高校の卒業生の未来に幸多からんことを!