2022/03/02

TOEFL Primary®を実施しました。

 令和4年2月26日(土)に勝田中等教育学校内で、前期課程1年次の希望者32名が、TOEFL Primary ®Step1を受験しました。茨城県では、TOEFL Primary®を実施したのは本校が初めてとなります。

 TOEFL Primary®は、アメリカへの留学や大学進学時に必要となるTOEFL iBT®につながる小・中学生版のTOEFL®テストで、世界中のカリキュラムをもとに設計された世界基準の英語力測定検査です。英語を母語としない小中学生を対象に作られており、現在世界47カ国以上で活用されています。

 TOEFL Primary® にも対応できるよう、英語の授業では週1回、海外のテキストブックを使用したネイティブスピーカーとのティームティーチングを行っています。

 本校では、世界標準の英語力を育成するため、中学校時からTOEFL® ファミリーのテストを軸とした英語教育を実践し、海外留学や海外大学進学に対応した語学指導を行っています。

 生徒たちは、すべて英語で行われるTOEFL Primary®のテストに慣れるために、週1回行っているネイティブスピーカーによる授業の中で、模擬テストなども体験して準備万端で臨みました。  

 受験した生徒たちに動機を聞いてみると、「近い将来留学をしたいと思っているので」「世界レベルでの英語力測定検査で自分の力を測ってみたいと思って」「将来は海外に行くと思うので」などと答えるなど、グローバルキャリアを意識してこの試験を受けた生徒が多かったようです。

 また、本校では、国内の英語力測定検査である英語検定試験も実施していますが、英検と比較するとTOEFL Primary ®Step1は「リーディング(読解)は取り組みやすくて簡単に感じたけれど、リスニング(聞き取り)は英検より速くて難しかった。」と述べている生徒もいました。

TOEFL Primary ®Step1を真剣に受ける生徒たち。

 本校では今後も、世界標準の英語力の育成のため様々な取組を行い、学校での英語の学びを世界での学びにつなげていきます。