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2022/03/10

水戸学を知ろう・橋本左内から学ぼう

 2月最終週の道徳の授業は、各クラスとも校長先生と西野先生(福井県から1年間人事交流で本校に出向)をゲストティーチャーにお迎えし、「先人から学び、これからの目標を立てよう」というテーマのもと、茨城と福井の歴史を交えた特別授業を行いました。

教壇に立つ校長先生と西野先生

 初めに校長先生から、茨城県と福井県は歴史的にゆかりが深いという話がありました。幕末のころ、水戸藩主徳川斉昭と福井藩主松平春嶽たちは、公武合体派として連携を深め、斉昭の息子である一橋慶喜を将軍に推すなど、協力体制を敷きました。また、水戸藩の尊王攘夷派である「天狗党」は「天狗党の乱」を起こし、最終的には福井県敦賀市の地で鎮圧されます。

 天狗党の乱では、地元ひたちなか市(那珂湊)でも戦いがあったと、校長先生は郷土の歴史にも触れました。


 校長先生のお話の後、西野先生が福井藩士の橋本左内を生徒たちに紹介しました。橋本左内が15歳で元服したときに「啓発録」を著したエピソードを西野先生は語り、生徒たちに「今後の自分の生活目標を立てよう」と話しました。

 生徒たちは2年次になるにあたっての自己目標を1つ定めました。「物事を計画的に進める」「何事も前向きに考える」「これからも規則正しい生活を送る」「少しずつ自立する」「他人の気持ちを理解する」など、様々な目標を掲げました。中には「グローカルリーダーになれるような行動をする」という本校らしい目標もありました。また、「シェイクスピアの作品を読めるだけ読む」「英検3級を取得する」など、具体的な目標もありました。

 各自で目標を決めた後、グループでお互いの目標を共有し合いました。生徒たちはクラスメイトの目標の中から、これはと思ったものを1つ自己の目標に加えました。

2022/03/01

栄養士さんにインタビュー

 1年A組は道徳の時間にSDGsについてみんなで話し合いながら学んでいます。17の目標の中から実際に自分たちができることは何かを考え、12番目の「つくる責任・つかう責任」選び、毎日の給食をクラスみんなで取り組むテーマにしました。

 今回は、本校の栄養士の清水先生をお招きし、生徒たちとは異なる立場の人の思いや考えをお聞きしました。

生徒からたくさんの質問が出ました

熱心にメモを取る生徒


 1年間の振り返りの中で、「SDGsの授業では、みんな違う意見を持っている。異なる意見を聞くことができたと同時に、自分も意見を発信できたことに喜びを感じた。」「クラス全体で話し合うことは難しいかもしれないが、4人での班の中でじっくり話し合うことができた。」などの感想が上がりました。

 お互いの立場や意見の違いを理解し、自分の考えを相手に伝える努力をする、対話的な学習を今後もみんなで続けていきましょう。