2023/05/22

祝 WSC世界大会進出!

3年C組吉田千紘さんが、ワールド・スカラーズ・カップ(以下WSC)の東京ラウンドで優秀な成績を収め、8月下旬にタイのバンコクで行われる世界大会への進出が決まりました。

WSC世界大会進出の3年C組吉田千紘さん

WSCは、英語によって教養を競う総合競技であるとともに、世界約40の国と地域の中高生との交流を通じ、国際理解を深める貴重な機会です。国内大会で上位に入賞すると、世界大会に参加する権利が付与され、世界大会で上位に入ると、アメリカのYale大学で開催される、決勝大会に参加できます。


         

WSC東京ラウンドの様子

吉田さんは、茨城県が行っている次世代グローバルリーダー育成プログラム(以下NGGL)に昨年度から参加し、オンライン英語研修や英語ディベートを通じて英語力や教養を磨いてきました。今回のWSCには、NGGLで同期の他校の中学3生2人(下館一高附属中学校、英宏中学校)との3人でグループを作り、臨みました。

ーーWSC東京ラウンドはどうでしたか?

「WSCではディベートが一番大変でした。参加者はインターナショナルスクールに通っていたり、帰国子女の生徒がほとんどだったので、そうでない私はまず英語の面で苦労しました。彼らは英語はもうオッケーで、ディベートに内容で勝負しているけど、自分は英語も考えなきゃいけないから大変。スカラーズボウルが一番楽しかったです。スカラーズボウルはクイズ的な選択問題をグループで考えるものです。どの競技も勉強というよりも楽しく学べて教養を身につけられました。」

ーーどんな準備をしましたか?

「ディベートの練習はひとりで3役こなして自主練習をおこないました。ChatGPTを相手に練習もしました。スカラーズボウルに向けてはグループメンバーと分担して準備をし、私は世界史の担当でした。次の世界大会に向けては、事前に世界史の先生に質問して準備していきたいです。」

ーー意気込みを聞かせてください。

「世界大会から世界大会決勝のイエール大学に行くのは大変だけど、とにかく楽しみたい。東京ラウンドも楽しんでいるうちに世界大会が決まりました。タイを楽しみたいし、英語を楽しみたいし、WSCを楽しみたいです!」


WSCのシンボル、アルパカです


世界大会に行くと大きいアルパカがもらえます