12月14日(水)、中等2年次の各クラスにおいて、サイエンスデイを実施しました。
▲外部講師の先生からの講義
講師の長縄先生は、廃棄されたスマートフォンやタブレットなどから、各レアメタルをより高濃度で回収できれば、日本は資源大国になれる。そして、持続可能な社会の実現につながるという考えを話してくれました。
▼実験の様子
抽出液を使って、溶液の中のコバルトを分離するという実験を行いました。
最初は、コバルトを水溶液中から、抽出液へと取り込む現象を確認しました。
薄いピンクの水溶液が、コバルトブルーの上層と無色の下層に分かれました。
次に、灰色のコバルトとニッケルの混合液に抽出液を入れました。
すると、上層はコバルトブルーになり、下層はうすい緑色の二層に変化しました。
抽出液がコバルトを引き付け、上層に分離したことがよく分かりました。
実験後は、振り返りや質疑応答を行いました。生徒たちは、科学的な知識を知るだけでなく、科学が私たちの生きる社会にどのように関わるか、よりよい社会を作るために自分たちに何ができるかについて考えることができました。