12月13日(水)
夢探究サイエンスゼミの生徒は、
研究室見学を希望して、高砂熱学イノベーションセンターと、霞ヶ浦環境科学センターを訪問しました。
高砂熱学イノベーションセンターの会議室で、企業の理念や従業員の仕事内容等の説明を受けました。
この会議室はオープンスペースなのに寒くないのです。
空気の層を上下に分け、下の層の温度だけを上げるというシステムなのです。
さすが空調設備会社の「イノベーション」センターだとびっくりです。
宇宙開発にも参加し、水から酸素や水素をつくり出し、人が滞在できる環境を研究していることにも興味をもちました。
創業者のアンドロイドが、生活空間における「快適さ」について具体例を挙げながら伝えてくれました。
その後、実際にオフィスでの空調施設や環境を見学しました。
霞ヶ浦環境科学センターでは…
水の透視度(どのくらいの深さまで見えるか)やCOD(水中に含まれる有機物による汚れを測る指標)で調べます。
霞ヶ浦の水、近くの河川の水、醤油を10000倍にした水の3種類を調べました。
予想と結果のちがいに驚きつつも納得することができました。
展示室の生物や掲示物にも興味津々です。
その後、生物試験室、低温室に入室して作業などを見学したり、研究室をガラス越しに見学し、各研究内容についての説明を聞いたりしました。
生徒たちにとって両所とも、研究内容は専門的で理解しきれない部分もありましたが、研究室で使っている機器や用具には、学校の理科実験と共通するものがあったり、学んだ知識と関連付けられる内容も思った以上にあったりしました。
帰りのバスの中では、それぞれ「面白そう」「興味をもった」「学校でもできないかなあ」など言っていました。