2021/06/11

学力推移調査分析会

 6月10日(木)4限目に、1年次生に向けて学力推移調査分析会を行いました。4月に受験した学力推移調査の結果などから、中等教育学校生に求められる学習や生活のポイントなどについて、ベネッセ社の吉田光男先生を講師に迎え、「希望進路の実現に向けて」を演題に講話を行っていただきました。

講話の中で吉田先生は、これからの社会は「学習歴」社会であり、「大学に入るために、どれだけ努力したか」、「何を目的として大学に入り、何を学んだか」が重要であり、努力を重ねた結果、時代の「変化」に対応できる力を身に着けることが大切であるとおっしゃっていました。

勉強で大事なことも具体的に説明してくださいました。

・自分で目標を立て、行動し、振り返ることを続ける。

・中学の段階でしっかりとした土台(基礎学力)をつくることが大切。

・予習・授業・復習は黄金の学習サイクルで、特に重要なのは授業。

・努力を重ねてもすぐに結果は出ないが継続すれば必ず学力は伸びる。

 などなど、本当にためになるお話をたくさんしていただきました。

今回は1年次生の保護者の方々にもご案内をしたところ、平日の昼間にもかかわらず、40名弱(生徒の3分の1)の方々にお集まりいただきました。保護者の方々の教育に関する意識の高さが本校の基盤のひとつだと改めて実感しました。

「今回の講演を聞いて、今後実践しようと思ったことは何ですか?」という振り返りの設問に対する生徒の回答です。

「予習と復習はしっかりとして、宿題は期限よりも前に終わらせる。」

できた問題、できなかった問題の理由を考えて、次に繋げることをしたいです。」

変化に対応できる力を身に着けようと思った。」

毎日勉強するということと、宿題をちゃんとすることです。」

努力を粘ることによって、すぐには結果が出ないが継続すれば必ず結果がついてくることを知り、各教科ごとにあった努力を積み重ねていきたいと思いました!」

 中学1年生は学力の変動が大きい時期です。今日学んだことを実践し、学力の土台をしっかり固めていきましょう。