2024/06/27

キャリアデイ(全校生徒対象)

本日は千葉工業大学の網蔵先生(ゆうこ博士)をお迎えして、「宇宙を仕事にする。元JAXA職員の経験を踏まえて」という講演をしていただきました。これから10年、20年以内に人類が月で生活していくようになる過程で生まれる職業や、確実に火星に人が住むようになる話、これからの時代を生きていくために必要な考え方など、大変興味深いものでした。また、放課後には第2回ミラタンカフェにて、【ゆうこ博士のわくわく科学教室出張版】を開いていただき、生徒たちは、宇宙観測器のソーラーパネルにも使われていた日本の折り紙技術の1つである、【Miura-ori】を体験しました。






2024/06/20

サイエンスデイ(中等1年次)

  6月19日(水)の5~6時間目にサイエンスデイを実施し、

中等1年次の生徒が参加しました。

「種ヒコーキをつくろう!種のかたちの大研究」


この実験教室では、
2種類の種の模型を作り、
実際に飛ばしてみます。
そして、
植物の種が
なぜこのような形に進化したのかを考えます。


まずは、種の形クイズから。
種の画像だけで、「ヒマワリだ」や「アサガオ」など
元気に答えていました。

様々な植物の種が
どのように遠くまで運ばれていくのかクイズでは、
「動物の体にくっつく」
「チクチクしているんだよ」
生活経験を語る生徒がたくさんいました。


さあ、いよいよ種ヒコーキを飛ばします。
まず、「アルソミトラ」の模型。
この種は、グライダーのモデルとなったのだそうです。



思ったように飛んだと
満足そうな笑顔がある一方、
納得いかない表情で模型を手に取り、
周りの友達の模型と比べる子。

つぎに「ラワン」の模型。
この種は、羽根突きの羽根のような形です。

実験では、
「飛び方を予想する(仮説)」、
「飛び方をよく観察する」ことを大切にして
繰り返し行いました。
休み時間にも、何度も実験している姿が見られました。


4人のグループでは、
「どうすれば長く、また遠くまで飛ぶか」と考え、
仮説を立て、
種ヒコーキの形に工夫を加えて、
比較検討する姿が見られました。


研究の基本的な要素をおさえた体験ができました。

最後には、
講師の先生方に質問をしました。
「一番わくわくする実験は何でしたか」

本校からもたくさんの研究者が育ちつつあります。

2024/06/14

高校生平和大使として田口さん(勝田中等4年次生)が選ばれました!

  今月の6日、市民団体「高校生平和大使派遣委員会」が27代目となる高校生平和大使23名を発表した際、その中に本校4年次生(高校1年生に相当)田口七望さんの名前が入っていました。新聞の発表によりますと、全国から約500人の応募があり、しかも、茨城県内の高校生が選ばれたのは初めてのことだそうです。

 6月15日(土)で広島研修を受けた後、16日(日)に結団式に臨み、スイスのジュネーブにある「国連本部」へ「高校生1万人署名」を届けるという平和大使としての最大の使命を携え、8月下旬、ジュネーブへ向けて出発します。

 

【田口さんのインタビューより】

Q 高校生平和大使に応募しようと思ったきっかけは?

A 中等3年次の行事「フィールドスタディ」で沖縄県に行った際、ひめゆりの塔での体験から平和の大切さを実感し、平和の願いを、世界で唯一原爆の被害を受けた日本から訴えることの重要さに気づき、私もその一員になりたいと思い、高校生平和大使に応募しました。

Q 茨城県からの選出は田口さんが初めてだそうですが、それを知ってどう感じましたか。

A とても光栄なことだと感じますが、そもそも、たくさん応募される高校生の中から二十数名しか選ばれないので、私が選ばれたこと自体に驚いています。

Q 意気込みを一言。

A これまでは、「自分は落ちたな。」と思っていたのに選ばれたことで喜んでいましたが、こうしてインタビューを受けたことで、事の重大さに気づき緊張してきました。でも、頑張ります。

フィールドスタディ

 5月22日~24日

3年次生は、沖縄へフィールドスタディに行きました。




1日目:平和学習

平和祈念公園、ひめゆりの塔を訪れました。

降雨の中でしたが、どの子も真剣に見学しました。


全国からこの戦地に派遣され、
たくさんの人が亡くなっていることを知りました。


「同じ年齢の人たちが、こんなにたいへんな経験をしたのか」

「平和の大切さを改めて感じた。戦争は2度としてはいけない」





2日目:タクシーごとに班別研修


探究したいテーマに合わせて、
訪問場所を考えてコースを決めました。

「行ってきます!」








3日目:国際交流活動


アメリカンヴィレッジの中を、
現地のEnglish Speakerと歩きます。
グループごとに「English Quest」に
チャレンジして競い合いました。

どのQuestに挑戦しようかな…。

まずは、海岸でポーズ!



English Speakerとも
どんどん仲良くなりました。


そして、
茨城空港へ

「ただいま!」

参加者全員、元気に活動してきました。
この後は、
学んだことをポスターにして、お互いに交流します。
















本校がDXハイスクールに採択されました

 世界が求める「英語×デジタル」人材の育成に向けて、勝田中等教育学校は、文科省の高等学校DX加速化推進事業のDXハイスクールに採択されました。今後グローバル教育とあわせて、IT教育にも力を入れていきます。

その第一歩として、令和6年6月14日(金)に、茨城県立IT短大(県立産業技術短期大学校)と、IT教育における連携事業の協定を締結しました。


     IT短大学校長の酒井校長先生と協定を交わしました

IT短大は2年後に情報テクノロジー大学となりますが、今後その高度かつ実践的なIT教育を本校の探究学習や情報教育においても展開していただきます。


2024/06/12

グローバルデイ(インド・デイ)

5月14日(火)はグローバルデイでした。今年のグローバルデイは、インドについて学ぶINDIA DAY。「これからはインドの時代」といろいろなところで耳にしますが、生徒たちにとってインドはまだまだ未知の国です。

この日はインド大使館の文化センターのカニカ所長さんをお迎えして、インドの歴史や文化についてお話を聞きました。大使館から生徒全員にインドの漫画のプレゼントもありました。



お話のあと、ボリウッドダンスの講師の方からボリウッドダンスを教わりました。生徒たちはあっという間に踊りをマスターしていました。

   陽気なボリウッドダンサーのアンジェラさんと



この日は給食もインドメニューで、カレーやサモサなどインドの食文化も体験できました。

歴史的にも仏教など日本に大きな影響を与えているインド。遠いようで近いインドに親近感を抱いたグローバルデイでした。