IBARAKIドリームパス事業は茨城県教育委員会が主催する以下のようなプログラムです。
高校生等を対象に、地域の課題解決や自分の夢実現に向けた企画立案・実践活動を通して、高い創造意欲を持ち、リスクに対して挑戦できる力、アントレプレナーシップ(起業家精神)を育成することを目的とし、令和元年度から実施しています。(県教委HPより)
勝田高校・勝田中等教育学校では一昨年から有志生徒が参加しており、昨年度は銀賞をいただくことができました。今年度は勝田高校から4チーム、勝田中等から3チーム、高校と中等の合同チームが1チームの計8チームが5月から活動を開始し、8月末に企画書を提出しました!審査の結果がどのようになるかは分かりませんが、これまでの活動を通して、生徒たちは大きく成長することができました。
中等生のチームは書籍やインターネットはもちろん、アンケート調査やインタビュー調査も自ら計画、実施し、データを集めて課題を見出しました。そして、その課題の解決策を考え、自分たちの熱い想いとともに相手に伝わるように工夫して文章にまとめました。普段の教科で培った力も活かしながら、探究学習を進めることができました。
また、高校生から様々なアドバイスを頂くことができたことも、とても良い点です。中高一貫の良さはこういうところだなと感じました。生徒たちがワイワイと活動している様子を見るたびに、心が元気になりました。
先日、活動の振り返りを行いました。生徒の声をいくつか紹介します。
Q.大変だったことは?
A.自分たちの思いを1枚の紙に詰め込まないといけないので、どうすれば企画に対する熱が伝わるか表現するのが大変でした。(高校2年女子)
A.ターゲットを定めることや、アンケートの項目を作成するのが難しかった。(中等2年男子)
Q.学んだことは?
A.どんな些細なことでもじっくり話し合って決めることで良い方向に進んでいく事がわかった。(高校2年男子)
A.様々な人と協力することの楽しさ(中等2年女子)
A.みんなの意見をまとめるためには私の意見と相手の意見の共通点を見つけて、どちらも活かしていけるように考えることが大切だとわかった。(中等2年女子)
Q.これからの活動をどのように進めていきますか?
A.自分たちの「スクールドックを広めたい」という思いを実現していきたい。(高校1年女子)
A.仲間と協力して、本格的に制作を進めていきたい(中等2年女子)
A.企画した学習アプリを試作し、改善を重ねていきたい(中等2年男子)
参加した生徒一人ひとりに大きな学びと成長が見られたことが最高の収穫です!これからも歩みを止めることなく、自分の思いを大切に進んでいって欲しいと思います。