2025/04/04

中学生英語ディベート全国大会に出場!

令和7年3月16日(日)にオンラインで行われた第8回PDA中学生即興型英語ディベート全国大会に、本校3年次の棚瀬大智さん、奥平聖椰さん、宇津野真さん、前田ゆうなさん、守川隼さんが出場しました。茨城県からは、太田一付属中と清真学園中学校、東洋大学付属牛久中学校の4校が参加し、東京都に次ぐ参加校の多さでした。 生徒たちは今日の大会に向けて11月から週に1回練習を重ねてきました。
大会はオンラインで行われ、生徒たちは限られた時間の中ですばやくチームで協力しながら作戦を立てることを求められます。 対戦相手とディベートの論題が発表されると、生徒たちはまず15分の準備時間の中で自分たちのArgument(議論)を組み立て、それぞれのスピーチ原稿をまとめます。
対戦は3回戦(Round3)まであり、「高校授業料無償化は、利益よりも害をもたらす。(Free high school tuition will do more harm than good.)」「ディベートのフィードバックは、教員よりもAIにしてもらう方がよい。(Debate feedback is better provided by AI than by teachers.)」「世の中を知るにはテレビの報道番組よりも、YouTube動画を見た方がよい。(To learn about the world, it is better to watch YouTube videos than TV news programs.)」の3つの論題で戦いました。
今回の対戦相手は、聖光学園、八戸聖ウルスラ学院中学校、栃木県立宇都宮東と強豪ぞろい。惜しい試合もありましたが、残念ながら全敗となってしまいました。しかし、宇津野さんがベストディベーター賞、奥平さんがベストPOI賞を獲得しました。決勝戦の渋谷教育学園渋谷中学校VS筑波大学付属駒場中学校は、同じ中学生とは思えないほどの英語力・ディベート力で圧倒されました。
今回全国大会に出たことで「世界は広い。もっと英語を頑張ろう」「あとちょっとで勝てた試合もあった。またリベンジしたい」と刺激を受けていました。 高校生になってもディベートを続けて、ぜひ世界大会に出てくださいね。
   みんなでPOI(質問Point of Information)のポーズで

2025/02/19

IBARAKIドリームパス金賞受賞!

 1月23日(木)に行われた、IBARAKIドリームパス第6回プレゼンテーション大会で、本校4年次生のチーム「防災グローバルリーダーズ」が金賞を受賞しました。745チームの応募のなかで、金賞はグランプリに次ぐ第2位です。

プレゼンのタイトルは「防災運動会〜地域のみんなの笑顔を守る〜」です。4月に生徒の発案で始まり、半年以上の準備期間を経て12月8日(日)に「防災運動会」を実施しました。地域に住む外国人の困りごとを解決しながら、日本人も外国人も誰もが笑顔ですごせる多文化共生コミュニティの実現を目指した取り組みです。

「防災運動会」には日本人・外国人合わせて約130人の参加者がありました。「やさしい日本語」を用いたはずの説明がうまく伝わらないことなど、うまくいかないこともありましたが、全体としては日本人も外国人も、大人も子どもも楽しみながら防災について学べるイベントになりました。



               


「防災運動会」は茨城大学との共催で、茨城大学の瀬尾匡輝先生にアドバイスを頂きながら、茨城大学の学生さん、留学生さんと一緒に、また、ひたちなか市の日本語教室に通う外国人の方と一緒に準備を行いました。勝田中等からはグローバルゼミの4年次生25人が実行委員として活動しました。ひたちなか市役所や警察署にもアドバイスやご支援を頂きました。多くの方と一緒に作り上げた防災運動会でした。

「半年以上かけてみんなで作り上げてきました。いろいろな方に協力していただいたので、受賞できてよかったです。今回の金賞受賞で、研究継続資金として30万円を頂きました。
これからも、勝田中等教育学校が、地域の多文化共生に貢献できるよう頑張っていきます。」(防災グローバルリーダーズ 尾方心さん)



**これまでの活動の様子など**
戦略チームに選ばれました(本校ブログ9月)

防災運動会を実施しました(本校ブログ12月)

IBARAKIドリームパスについて(茨城県教育委員会)



 


2025/02/17

令和6年度 サイエンスツアー

 令和6年度 サイエンスツアー

 2月7日(金)に中等1年次、2年次の21名がつくば市にある高エネルギー加速器研究機構(KEK)を訪問しました。本校の学術顧問である徳宿克夫先生にご指導いただきながらKEK内の各施設を巡り、多くの研究者の方々から説明を受けたり、交流したりしました。
今年度は、加速器SuperKEKB加速器トンネル内も見学することができました。その規模に圧倒されながら、参加生徒たちは「なぜ、高エネルギー実験が必要なのか」という問いにさまざまな場面で向き合いました。情熱溢れる説明に耳を傾け、積極的に質問している姿が見られました。宇宙や物質の根源について、最先端の研究にふれ、深い学びをすることができました。すばらしい有意義な時間となりました。



2025/01/16

WWL茨城県高校生フォーラムを開催いたしました!

 令和6年12月19日(木)にWWL(ワールド・ワイド・ラーニング)茨城県高校生フォーラムが開催されました。第1回目となる今回は、茨城WWLの拠点校となる勝田中等教育学校が中心となって行いました。

テーマは「多文化共生社会の実現のために私たちができること」。

未来の多様性社会を見据えた教育の推進を目指し、生徒たちを中心に意義深い時間を共有しました。


第一部の基調講演では、武蔵大学国際教養学部の東郷賢教授をお迎えし、

Are you ready for a world-class education?」

と題したお話をいただきました。多文化理解やグローバル社会における教育の可能性について、深い洞察を得られる内容でした。






第二部では、高校生平和大使による発表やグローバルゼミの学生による研究成果のプレゼンテーション・パネルディスカッションが行われ、生徒の視点から多文化共生社会の実現に向けた具体的な提案がなされました。















自らの学校や地域での実践例や課題について、真剣に議論する姿が印象的でした。


参加者の皆様からも、「視野が広がった」「多文化社会について改めて考える良い機会になった」といった声をいただき、大変充実したイベントとなりました。


ご協力いただいた皆様に心より感謝申し上げます。今後もこのような取り組みを通じて、多様性を尊重し合える社会の実現を生徒とともに目指していきたいと思います。