7月20日(火)の放課後、本校の教室でハーバード大学に合格した松野知紀さんを講師に迎え、第1回ミラタンカフェを行いました。
ミラタンカフェとは、未来探究カフェの略称です。この企画の目的は、様々な分野で活躍する講師を迎え、生徒とディスカッションを通して交流することで、生徒が自らの進路に関して深く考える機会とし、進路選択の一助とすることです。また、様々な講師との交流を通して、生徒が刺激を受け、自らの在り方生き方への考えを深め、行動が変容することを期待しています。
敢えて、「ミラタンカフェ」というネーミングにしたのは、カフェのような柔らかい雰囲気を醸成することで、単なる講演会に終始せず、自由で活発な議論を促進するためです。
松野さんは、海外大学を目指すきっかけとなった小学生の頃の出来事から、ハーバード大学に合格するまでのエピソードを語ってくれました。
ハーバード大学に進学を決めたのは、文系・理系の枠が強い日本の大学とは違って、専攻や分野間の隔たりが薄いためだそうです。アメリカの大学には松野さんがメインで学びたい政治学に加え、数学などの理系分野も専攻することができるという特徴があり、将来政策立案に数学的な分析を加えるという松野さんの夢を叶えるためのベストな進路選択だったそうです。
他にも松野さんは、英語力を伸ばした方法や、国際学生サミットなど課外活動の話、アメリカの大学の魅力や入試のシステムなどについて語ってくれました。
最後に海外のトップ大学に合格するためには、すべてが完璧である必要はなく、スキルや能力以上にマインドセットが重要で、最終的には今までどのような活動をしてきたのかという、ありのままの自分を評価してもらうことだ、と松野さんは生徒たちに熱いメッセージを送ってくれました。
いつも以上に生徒たちからはたくさんの質問が活発に寄せられました。松野さんはひとつひとつ丁寧に答えてくれました。夢に向かって進む松野さんの情熱が、生徒たちの心を突き動かしてくれました。