今年度1回目のキャリアデイを5月11日(水)に実施しました。今回は、法相宗大本山薬師寺の執事長であります大谷徹奘様に、「面白く生きよう」という演題で講話をいただきました。新型コロナウィルスの感染状況を鑑み、一部生徒のみが体育館で直接講話を聴き、残りの生徒は各教室でオンライン視聴するというハイブリッド形式での実施となりました。
大谷先生からは「生きること」の本質を問うお話がありました。親しみやすく、かつ力強いメッセージに生徒たちは心を打たれました。先生からいただいた言葉をいくつか紹介いたします。
花の咲かない寒い日は、下へ下へと根を伸ばせ。やがてでっかい花が咲く。
命を運ぶで運命。その運転手は自分。
自分の人生を自分らしく生きる。当たり前のようで、難しいことです。上手くいかない時も当然あります。しかし、そのような時も、上へは伸びていけなくても、いつか伸びるその時に向けてしっかりと根っこを育てること。自分の人生を動かすことができるのは自分だけだということ。大切なメッセージをたくさんいただくことができました。勝田高校生・勝田中等生一人ひとりが、自分の人生を自分らしく生きていこうと決意した一日となりました。
「受験も就職も全て自分のためであり、悔いのない人生を送ることが自分のたった一つの命にとって大切だと学ぶことができました。」(高校3年男子)
「自分にとって苦しいことや辛いことがこれからたくさんあるかもしれないけれど、何事もプラスに捉え嫌なことを成長のバネにし、楽しい人生を自分でつくっていきたいです。」(高校3年女子)
「無駄なことなんて一つもなくて、やりたいことやチャンスはその時だけかもしれないから、何でも挑戦していきたいです。また、失敗したとしても何回でもやり直せば良いと気がつくことができました。」(高校2年女子)
「勉強をやる意味があると分かって、頑張ろうと思いました。また、自分が熱中できるものを探したいと思います。」(中等2年次男子)
「考え方によって、人生が変わるのだと思いました。面白く、楽しく暮らしていくには、自分自身がポジティブでいることが大切だと思いました。」(中等1年次女子)