2025/06/18

GCPの授業に、全国から視察のお客様が見えました

 開校以来、毎年全国の多くの学校から、本校のGCPの授業を視察するために先生たちが本校を訪れています。令和7年6月11日(木)~12日(金)の2日間で、なんと31名の先生たちが2年次と3年次のGCPの授業を見学しました。




今回は、新潟県の中等教育学校のほか、愛知県、群馬県、東京都、茨城県の県立・市立・私立の学校など8校の学校と教育委員会から先生方が視察にいらっしゃいました。


本校のGCPの授業は、単なる英語の授業ではなく、外部講師であるケリー先生と本校の担任や副担任、英語担当者、年次主任、ALTと実に多くの先生方がチームを組んで授業にあたっています。こうした体制で教科の領域を超えてグローバル教育を行っているのは、全国でも本校だけということで、視察に訪れた先生方からも多くの質問がありました。

この日の3年次生の授業は、英語ディベートの導入で、生徒たちはそれぞれ緑と赤のフラッグをもって、提示されるアイデアに賛成か反対かを表明した上で、その理由を述べる活動をしました。

   授業の最初と最後には、充実した授業を行うための心構えを全員でチャンツします。

生徒たちは大勢のお客さんの見学にはすっかり慣れている様子で、全くふだんの授業どおり、楽しく授業に参加していました。
視察に訪れた先生方からは「生徒たちが自由に自分の意見を紙などを見ないで即座に発表しているのが素晴らしい」「行きかう生徒たちが元気に挨拶をしてくれるのが印象的」といろいろな感想をいただきました。
本校では、学校全体で英語をグローバル教育と両輪で教えることで、生徒たちの自然な英語習得をサポートしています。




2025/06/17

未来探究 特別出前授業

 6月16日(月)7時間目にIBARAKIドリーム・パス事業 スタートアップチャレンジ事業の出前講座を行いました。

 講師に株式会社キャリコ代表取締役 小圷琢己さんをお迎えし、高校・大学時代のお話や、起業家精神などについてお話をいただきました。

 その中で特に、生徒たちの背中を押してくださったのは、問いを立ててアイデアを出す、足りないものを集める、試してみる(失敗でも成功でも得るものがある)というアドバイスです。

 IBARAKIドリーム・パス事業をはじめ、いろいろなコンテストに挑戦したいという気持ちが刺激された生徒たちが講座の後もたくさん残って質問をしていました。


ドリームパス事業の流れについての説明を熱心に聞く生徒たち
 これからの勝田中等の探究が楽しみです。

2025/06/12

市総体参加部活動の壮行会開催

6月19日(木)20日(金)から行われる、中学校総合体育大会に向けての壮行会が6時間目に行われました。 出場する部活動は、バスケットボール部、男子バドミントン部、女子バドミントン部、卓球部、女子ソフトテニス部、男子ソフトテニス部、サッカー部、女子バレーボール部、水泳部、野球部、剣道部の11の部活動です。 茨城県代表として国体にも出場経験のある、相馬先生からは、「緊張はしてもいい。緊張しないようにしようとすると余計に力が入り、逆に良くない。どうしても緊張に耐えられないときは、大声を出したり、体を動かしてウォームアップするなどし、適度に緊張した状態で臨むのが良い。」というアドバイスをいただきました。 皆さんがこれまで積み重ねてきた練習の時間を思い出し、それを自信に変えて、精一杯試合に望んでください。応援しています。 みんな!頑張れ!


2025/06/10

グローバルデイ(第2部)

  5月13日(火)の放課後、グローバルデイ第2部として、教育起業家の白川寧々さんをお招きし、生徒・保護者を含めた30名程度の参加者に向けてご講演いただきました。タイトルは、 「グローバルってどういうこと?思ったよりチャンスはたくさんあるから、今やれること全部教えます」の会 です。

 白川さんは、中学・高校時代に独学で英語を学び、アメリカの大学に進学され、卒業後には、米国大手コンサルティングファーム勤務を経て、マサチューセッツ工科大学(MIT)MBA 修了されています。現在は、日本内外のグローバルリーダーや、官公庁、全国各地の教員、企業人、大学生や高校生を巻き込みながら、教育の本質的なシフトを世界的に推し進めるための活動に取り組んでいる。白川寧々チャンネル(YouTube)、ねねみそ相談サロン(Facebook グループ)でも活動中。ご自身の体験も交えながら、海外で学ぶことや働くこと、目標の立て方や学習に対する姿勢、価値観について、グローバルな視点からお話しくださいました。

 参加した生徒たちからは、以下のような感想がありました。

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・貴重なお話をいただきありがとうございました。白川さんのお話から、英語の学習の大切さやアントレプレナーシップ教育について学びました。僕は海外大学に行きたいと考えたことはなかったのですが、白川さんのお話を聞いて、学べることや卒業後の将来を見据えることができ、進路を考えるきっかけにもなりました。日々の学びでは得られない、僕にとっての大きな刺激を得ることができてとても楽しかったです。本当にありがとうございました。(中5生徒)

・奨学金についてや英語の勉強法、海外留学に必要な考え方を学ぶことができて、とても参考になりました。チャットGPTを活用して、英語を得意にできるよう、今後も頑張ります。(中4生徒)

・白川さんの話はとても興味深い者ばかりで、「自由とは」の話は特に印象に残っています。また、あまり聞いたことのなかったヨーロッパやマレーシアの大学のいいところや特徴などの話はとても参考になりました。今後、いろいろなことにチャレンジして将来の視野を広げたいです。(中3生徒)

・The seminer by Shirakawa san was very interesting. I always feel bad about having no dream for my future, but I learned that it was important to make what I want to do in the future break out into small pieces. I will seek what problems I want to solve in my daily life and my trip to America in summer.  Listening to people working all around the world like Shirakawa san always increases my future choice. I know I have to think of my future career more deeply now because I am already in my 2nd year of high school.(中5生徒)

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 講演に参加した生徒たちは、グローバルな視野を広げ、起業家精神を一歩成長させることができました。本校の目指すグローカルリーダーに少しずつ近づいています。

 また、ご参加いただいた保護者の皆様、ありがとうございました。引き続きグローバル教育に力を入れてまいります。

2025/05/29

留学生語学パーティー

 

5月28日(水)に留学生チューター制度の企画イベント第2回目、「留学生語学パーティー」を行いました。

今回は、留学生ふたりが、それぞれの国についてプレゼンを行い、それぞれの言語での挨拶などを教えてくれました。

はじめはオランダからの留学生Yukiさんのプレゼンです。

オランダの美味しい食べ物、クリスマスや新年の過ごし方、学校生活、放課後の過ごし方などを話してくれました。学校は8時半から2時か3時頃までで、放課後は学外のクラブで活動したり、アルバイトをしたりと人それぞれだそう。Yukiさんはレストランで働いたり、ベビーシッターをしたりしていたそうです。オランダのお菓子「stroopwafels」をみんなでいただきました。キャラメルの挟まった薄いワッフルのようなお菓子。とっても美味しかったです。オランダ語の「こんにちは」は「Hoi」です。「さようなら」は「Doei」です。

次は、フィンランドからの留学生Mysiさんのプレゼンです。フィンランドでは幼稚園から大学まで教育費が無料なのだそう。また、人前ではニコニコすることはなく、無表情でいることが普通だそうです。仲間とワーワーと騒いで過ごす日本の高校生男子は、Mysiさんには幼く見えるようです。フィンランド語で「こんにちは」は「Moi」、さようなら「Moi Moi」です。

プレゼンの後はみんなで福笑いを楽しみました。



平和な楽しい時間でした。




留学生チューター制度は現在中2から中5までの希望者約30人で活動しています。
今回のイベントは「5月班」みなさんの企画でした。
5月班のみなさんお疲れさまでした!









2025/05/26


(株)カーレポ主催 「サステナフェス」に参加してきました!

5月25日日曜日、ひたちなか市コストコ脇のスペースにて、本校も職場体験などでお世話になっている(株)カーレポさんの第2回サステナフェスが開催されました。「学び」のブースで発表をぜひ、という依頼を受け、本校中等5年次生、高橋くん、尾崎さん、4年次生の安さんの3人が「いらないなんて言わせない〜コーヒーかすの可能性〜」のプレゼンを行いました。

午後1時より20分間、小雨降る中ではありましたが立派に発表を行いました。廃棄されるコーヒー豆のかすを脱臭剤に再生して介護施設などで活用するという内容です。本校の目指すグローカルな学びや探究学習と、サステナフェスのコンセプトがマッチしており、ひたちなか市副市長をはじめとするたくさんの来場者からも拍手を受けました。来年は製品として形にして、会場でたくさん展示したい!という目標もできました。今後の3人の活躍も楽しみです。





防災グローバルリーダーズがイオンモール土浦「茨城フェア」登壇

 昨年度のIBARAKIドリームパスプレゼンコンテストで金賞を受賞した「防災グローバルリーダーズ」の4人(5年次尾方さん・岡崎さん・石川さん・石澤さん)が、5月24日(土)にイオンモール土浦の花火広場でプレゼンを行いました。


この日、イオンモールでは「茨城フェア」が行われており、生産量日本一のメロンをはじめとする茨城の特産品の展示・販売やなど県の魅力を味合うことのできる催事となっていました。茨城県の友好提携都市であるイタリアのエミリア・ロマーニャ州に関する展示もありトークショーも行われました。


この日は昨年度のドリパス戦略チームから3チームが招かれてプレゼンをしました。石岡二高は味噌を使ったプロジェクト、霞ヶ浦高校はレンコンに関するプロジェクトです。本校の発表は、地域に住む日本人と外国人が一緒に防災について学ぶイベント「防災運動会」についてです。


もう何度も大きな舞台で発表をしてきた4人です。堂々と発表しました。最後には今年度の防災運動会への参加の呼びかけを英語でも行いました。

彼女たちは、3月にはつくばで行われた「TSUKUBA CONNÉCT #74」でも発表を行いました。TSUKUBA CONNÉCTは、茨城県を主催として、ボストン発、世界6ヵ国16都市で活動するVenture Caféが茨城県つくば市で運営するイノベーション促進/ 交流プログラムで、起業家のみなさんなどが集まります。いろいろな場で発表を行わせてもらい、良い経験ができています。

  

今後も、生徒たちの探究活動に、皆様のご協力・ご声援をお願いいたします!





2025/05/17

ENJOY RUGBY!

令和7年5月17 日(土)、本校主催で、君島 良夫さんを講師とする「英語でラグビー!」というイベントを行いました。海外での活躍経験豊富なコーチによる英語を共通言語としたラグビー教室を開くことで、スポーツを通じて、グローバルコミュニケーション力を育成することが目的です。イベントには、本校生徒に加え、近隣の小学生13名を含む約30名が参加してくれました。

始まるまでの間、ラグビー部1年生が小学生をおもてなししました。

          
 開会後、まずは本校英語部の生徒が 学校紹介を行いました。
          
 次に、君島さんより「ラグビーと英語で広がる世界」をテーマにご講演いただきました。
君島さんは、小学校時代のサッカー留学(ブラジル)やラグビーでの海外経験を通して、今は英語の他にもポルトガル語やスペイン語など三ケ国語が話せるそうです。
児童生徒や保護者からの質問コーナーでは、「海外で活躍するために、メンタルな部分でどのように自分を支えたのか」(保護者)や「どうしたら体重を増やせるか」(ラグビー部生徒)などの競技に関する専門的な質問もあり、君島さんならではの説得力ある答えに皆うなずいていました。

      
              

 そして、メインイベントの実技指導です。本校ラグビー部の生徒も協力してくれました。

最初に、講義で練習した「Pass!」「Stop!」などの掛け声を聞き取ってその通りにアクションをしたり、自分で「Pass!」と言ってボールをもらったりなど、英語を聞き取ったり話したりしながらボールをもって走る練習をしました。

その後チームに分かれて、だんだん本格的な試合形式のパスの練習にうつっていきます。中等生も一緒になって練習をしました。

「高校生は1回しかボールに触れない」ルールが加わって、小学生たちが活躍し始めました。
走り回っているうちにあっと言う間に1時間半がたち、最後の集合写真で解散となりました。
            「Enjoy Rugby!」

勝田中等では、スポーツや芸術などを通して英語を楽しく学ぶ活動を取り入れています。

       君島さんと一緒にラグビー部が記念撮影

参加者からは、「君島さんの講義、大人が聞いていても大変おもしろく、学びになりました。このような機会をありがとうございました。」という感想がありました。

ご指導くださった君島さん、参加してくれた皆様、見守ってくださった保護者の皆様、ありがとうございました!

勝田中等ラグビー部では中学生と高校生が一緒にラグビーを楽しくプレイしています。ラグビーに興味のある児童のみなさん、ぜひ学校説明会にもいらしてくださいね。入学をお待ちしています。

2025/05/16

ヘルメット着用推進運動(勝田高校・勝田中等)

 5月14日(水)朝、勝田高校・勝田中等教育学校の生徒会とひたちなか警察署が連携して、「ヘルメット着用推進運動」をおこないました。本校の生活委員の生徒も協力してくれました。




 推進運動の様子は14日(水)のNHKニュースに放映されたほか、16日(金)の茨城新聞にも掲載されました。21日(水)には、ケーブルテレビJWAYでも放送される予定ですので、ぜひご覧ください。





 


2025/05/15

グローバルデイ第1部(中1~中5)

 5月13日(火)、中等1〜5年生を対象に、グローバルデイを実施しました。第1部のテーマはイタリアです。

 オープニングセレモニーでは、本校で受け入れている留学生の紹介や、留学から帰国した本校生のプレゼンテーションがありました。

  


 第一部はイタリア文化会館の職員の方にお越しいただき、イタリアに関する基礎知識やイタリアの挨拶やジェスチャーについて学びました。



  

 参加した生徒たちからは、次のような感想がありました。
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・言語の特徴(フランス語に似てるところがあったり)芸術芸術や学校生活など、知りたかったことがしれて楽しかったです。【中5生徒】
・イタリアの食文化については以前から興味があったので、お話を聞くことができて良かったです。【中4生徒】
・身振り手振りがイタリア語には大切だと分かった。イタリアの高校は朝が早いけど帰れるのが早くて良いなと思った。【中3生徒】
・イタリアには、世界遺産がたくさんあったり、伝統の食文化もあって、文化が多様だということがわかりました。【中2生徒】
・イタリアでは普段からジェスチャーを使っていることに驚きました。「日本人はジェスチャーをほとんどしないのが不思議」と言われたときにもびっくりしました。【中1生徒】
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 最後に、文化会館の方からイタリアで人気の絵本を3冊(イタリア語、日本語、英語)寄贈していただきました。読み比べるのが楽しみです。

 イタリア文化会館からお越しいただいた講師の皆様、ありがとうございました!

 ちなみに、イタリアデイに合わせて、前期課程の給食は「ディアボラ風チキン」と「ミネストローネ」でした。


 第2部の様子は後日配信します。