8月26日(日)、本校教室にて「KOSEN×勝田中等サマースクール」を実施しました。この行事は茨城高専さんとの共催で、「ミラたん☆カフェ」の一環として行いました。テーマは「〜探究の力を加速せよ!AI時代の第一歩〜」です。茨城高専の片岡先生と二田先生から主にご講義いただき、高専の学生さんがTAとして各班を支援してくださいました。

まず、生成AIを使うときに気をつけるべき点についてご講義いただきました。AIは便利である一方、正確さが不足していたり、使用者をほめすぎたり、使用者の成長に必要な「悩む時間」を減らしてしまうこともあると学びました。
次に、AI利用の前段階として、アイディア創出の練習をしました。KJ法という、ふせんにアイディアを書き出し、似た内容ごとにグループを作る方法に取り組みました。
そして最後のグループワークでは、「ひたちなか市内の農家の形状不良果実の利活用方法」「ひたちなか市内の廃校の利活用方法」の2つをテーマにしてアイディアを出し合い、AIに「道の駅で全世代に商品を買ってもらう方法の例はあるか」「廃校を利用する際に配慮したほうが良いことは何か」などと質問しながら提案をよりよいものにしていきました。
最後の発表の様子です。
発表スライドや実施後アンケートを通して、生徒からは以下のような感想がありました。
「AIの活用方法や短所・長所を知ることができました。チャットGPTを使ってスライドを作成できました」「全部AIに頼るのではなくて、自分で考えながらチャットGPTを使うことができた」「いろいろな案が出せて楽しかった。ほかにもいろいろな案があってすごかった」「AIに投げる部分と自分でアイデアを出す部分を分けてスライドを作成できた」「AIは悪いことに使うのではなく、自分の考えを深めることなどに使おうと気付いた」「AIは正直で絶対安全だと思っていました。個人情報の流出などに気をつけるべきだと気付きました」「AIを使う方法や有効活用する方法を教わりました。グループで協力してスライドを作ることができました」「TAさんの手厚いサポートのおかげで協力して発表することができました」

今回学んだ事を活かして、日々の学習や探究活動に役立てていきたいですね。