いろいろな生徒が、学校外で頑張っています。
特にE-nnovationという教育関係NPO法人では、本校卒業生や本校の現役生徒が学生代表を務め、企業や行政団体の要人と会って話して、教育関係のイベントへの協力を求めるなど、活躍しています。
ぜひ皆さんも、学校外での活動を通して仲間を作ってみてはどうでしょうか。
本校は茨城県ひたちなか市に立地し、周辺にはネモフィラが咲き誇る国営ひたち海浜公園があります。 地元をイメージするネモフィラは、本校が目指すグローカルリーダー育成のシンボルです。
いろいろな生徒が、学校外で頑張っています。
特にE-nnovationという教育関係NPO法人では、本校卒業生や本校の現役生徒が学生代表を務め、企業や行政団体の要人と会って話して、教育関係のイベントへの協力を求めるなど、活躍しています。
ぜひ皆さんも、学校外での活動を通して仲間を作ってみてはどうでしょうか。
令和7年11月13日(木)の県民の日に、常磐大学×茨城県WWLによる公開講座「日本語支援体験講座」が常磐大学で開かれました。この講座は、茨城県WWLのコンソーシアムメンバーである常磐大学人間科学部の飯野令子教授と石﨑友規准教授が、茨城県WWLの拠点校である本校と連携校のために企画してくださいました。
本校からは日本語教育や外国人支援に関心のある5名の生徒が参加しました。この講座は、教員免許を取得するための勉強をしている常磐大学の学生と一緒に行いました。
まず最初に、飯野教授から、
・外国にルーツをもつ子どもたちが、家族間であっても同じ言語で意思疎通が図れないなどの複雑な言語環境に置かれており、日本語の学習の支援を必要としていること
・そうした子どもたちは、親が生きるために祖国を離れ、日本に外国人として来日したことで、非常に大きなストレスにさらされ続けること
などについて講義をしていただきました。
実際にひたちなか市に小学校のときに来日し、親は日本語をいまだに十分に話せない環境にありながら、自分自身は大変な努力をして日本語を習得し、常磐大学に学んでいるフィリピン出身の学生にも話を聞きました。彼女の妹は日本語しか理解できず、親が話すフィリピンのことばができないため、家では、彼女が親と妹間の通訳をしているそうです。11月8日(土)に今年度2回目のグローバルデイを開催しました。
グローバルデイは海外留学・海外語学研修や海外大学進学などに関する情報を生徒及び保護者と共有するために、年に2回行っているイベントです。今回は50人を超す生徒・保護者の参加がありました。
第一部は留学・海外大学進学説明会です。
初めに「留学体験談」。本校では、昨年度から今年度にかけて8人の生徒が長期留学をしました。
堂々と発表をしてくれた留学経験者の皆さん。留学の楽しみも苦しみも経験して成長した姿が眩しいです。
国際教育交流ネットワーク機構の本庄さまからは、アメリカとカナダ留学の説明がありました。来年度夏からの留学に向けてこれから動き出そうと考えている生徒もいて、皆さん真剣に聞き入っていました。
ISAの永井さまからはオーストラリア・ニュージーランド留学と海外大学進学についてお話がありました。海外大学進学は学費や生活費でかなり高額になる場合が多いのですが、いろいろな奨学金の機会があるので、早く調べて準備することが大切です。
その他、様々な海外研修プログラムなどを学校から紹介しています。生徒のみなさんが世界へ飛び出すお手伝いをしていきます。
第二部は大妻女子大学名誉教授の服部孝彦先生のワークショップです。
こちらには中等5年次生が11人参加して「英語で意見を論理的に述べる力の育成:賛成・反対を論理的に伝える構成法」について学びました。Should you use smartphones during lessons?(授業中にスマホを使うべきか)などのシンプルなお題に対して、説得力のある理由をつけて論理的に意見を述べます。
最後に服部先生と記念写真を撮りました。みんな口々に「楽しかったです!」と言って帰っていきました。服部先生、楽しくて力が付く、素晴らしいワークショップをありがとうございました。
令和7年11月6日(木)の夕方に、世界大会や海外派遣プログラムに参加した本校生がその成果をひたちなか市教育長に報告するため、表敬訪問を行いました。
左から校長、5年次雨谷さん(高野小出身)、4年次奥平さん(高野小出身)、5年次今立さん(長堀小出身)、5年次上田さん(長堀小出身)、ひたちなか市の秋本教育長11月5日(水)に講師に日立エナジージャパンからProject engineerの滝沢直也先生をお招きしてミラタン・カフェ「エンジニアのお仕事」を行いました。
中学で英語に興味がわき、高校では理科や数学に興味、広く学べる大学へ進み、電気電子を学びました。何がやりたいかわからないまま就職活動の時期を迎え、悩んだ末「電気が一番大事だ!」と思い、電気に関連する会社へ就職したそうです。
「装置や仕組みをつくる人」をエンジニアといいます。いろんな分野にエンジニアがいます。機械系、電気系、情報系などなど。身の回りのあらゆるものにエンジニアの仕事が関わっています。情報(ソフト)ともの(ハード)の両方のエンジニアリングがあります。重工業のエンジニア、ITのエンジニア、ゲームのエンジニアなどそれぞれの仕事内容がどういうものなのか、そして中学高校の勉強でどんな力をつけておくことが必要かを教えて下さいました。
エンジニアの仕事に就くためには、中学高校時代に数学(特に三角関数)、物理、技術・家庭、情報などの勉強をしっかりしておく必要があります。プログラミングでは英語が重要、お客さんが何を欲しがっているのかをきちんと読み取らなければならないので国語力はとても重要、ゲームには光の使い方などが関わってくるから物理が重要、すべての分野で早く情報を入手するために英語が重要・・・要するに、いろいろな分野の勉強を頑張っていると将来の仕事につながってきそうです。
最後には進路や人生についての質問も。海外での仕事経験も豊富な滝沢先生からのメッセージは、
・違う考えを持っていても、どちらが合っていてどちらが間違っているではなく、見方・考え方が違うだけで「どっちも正しい」。
・大学にしても就職にしても、人に決定を任せず「自分で決める」のが大事。
エンジニアのお仕事だけでなく、人生についても考えてみた良い時間でした。
滝沢先生ありがとうございました。