2023/11/24

「英語でタグラグビー」

 令和5年11月13日(月)の県民の日に、近隣小学生と本校生を対象に、2回目となる「英語でタグラグビー」が本校で実施されました。

 元茗渓学園のラグビー部監督でもあり、2009年ラグビーワールドカップの日本大会招致の事務局長として活躍された徳増浩司先生とオーストラリア人のコーチ、ジェイミー・マコーマック氏をお迎えし、15人の小学生と3人の中等生、そして本校のラグビー部の中等生と高校生が、室内の講演とグランドでの実技の2部構成のワークショップに参加しました。

 第1部の講演では、徳増先生が「英語が話せることで世界中の人々とつながることができる」ことの素晴らしさについてお話しをして下さいました。先生は、自身のラグビーワールドカップを日本に招致する経験を通して、英語で自分の気持ちを伝えることの重要性を痛感したといいます。また、英語を話す人たちがよく言葉にする「Enjoy」という言葉は、「楽しむ」というだけではなくて、「(つらいことであっても)一生懸命にやる」ことなんだ、とわかった時の感動を伝えて下さいました。


 お話しのあとさっそく室内で、「英語だけを使って」走ったりボールをパスしたりするゲームをしました。
 
最初は英語を話すことに緊張していた小学生たちの顔にもだんだん笑顔が浮かぶようになり、ジェイミーさんの英語の質問にもハキハキ答えるようになってきました。

第2部の実技でグランドに出ると、英語だけの本格的なワークショップが始まりました。最初は英語がわからなくて戸惑っていた小学生たちからも、ジェイミーさんの明るいかけ声やひょうきんな動作を見ているうちに、自然と笑いがこぼれてきます。そして英語を聞きながら動作をすることで、自然に英語が理解できるようになってくるのです。



パスやダッシュの練習を経て、タグラグビーのゲームをする頃には、ジェイミーさんの「Can you do it?」という質問に、皆大声で「Yes, I can!!」と答えるようになっていました。
そして最後にはみんなで、「Enjoy Tag!」のかけ声と一緒に写真をとりました。
小学生たちは「講演も実技も楽しかった」「とても楽しい時間を過ごし、タグラグビーをきっかけに英語を楽しく学びたいという気持ちになった」という感想を述べてくれました。